夢見る少年 どこへ行く
手探りで未来をめざして
何も知らない彼が行く
瞳に希望を宿らせて
夢叶えるため生きるんだ
そのため生まれてきたんだと
疑いもしない彼が行く
確かに強い足取りで
言いたいことがあるから綴る
何をどうしたいとかないけれど
「誰に言われたわけじゃない 好きだからやってるだけ」
そう言って彼は無邪気に笑った
夢見る少年どこへ行く
信じた未来見失って
何かに気付いた彼が行く
光の陰った眼差しで
夢じゃ食えない生きてけない
地に脚つけて生きないと
気付いてしまった彼が行く
「正しさ」を知った彼が行く
言いたいことはあった気がする
どんなだったか思い出せんが
「忘れちまうくらいなら どうせ大したことじゃない」
そう言って彼は力なく笑った
誰かの「正しさ」に負けるな
「正しさ」だけが全てじゃない
お前の「好き」を諦めるな
「正しさ」は全てを救わない
諦めるな 諦めるな 諦めるな 諦めるな
諦めてくれるな少年よ
負けるな 負けるな 勝たなくていいから
負けてくれるな少年よ
諦められない食えなくたって
夢の影は僕らを縛る
もう知っている少年が行く
「少年」だった彼が行く
言いたいことがあるから綴る
何をどうしたいとかないけれど
「伝わらないかも 嫌われるかも」
それでもこれが好きなんだろう
言いたいことがあるから綴った
ただがむしゃらに作っていた
「好きなんだから しょうがないだろ」
そう言って彼は笑ってみせた 少年だった彼は笑った
「表現したい」を諦めない
夢見る僕らのレクイエム
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