『じゃまけんっ! ~望嘉大付属高校 ジャマイカ音楽研究会~』session:9

投稿日:2012/08/06 19:05:16 | 文字数:3,956文字 | 閲覧数:119 | カテゴリ:小説

ライセンス:

原案者:七指P 様
お預かりした設定を元に書かせて頂いております。
拙いながらではありますが、楽しんで頂けたなら幸いです

台風が蠢いている中、(ヤフオク終了間近に勝負をかけるのを待つ間の)1時間半程(現時点終了まで残りあと1時間半)
次回はメイン序盤と前の回で書き置いたけど・・・本当に序盤だなコノヤロウ
なので次こそはメインになる(はず)
それと個人的に大好きな双子の出番が少なすぎるので絶対に暴れさせてやるぅ
芽衣子と岳歩を愛ですぎました(えぇ本当にすみません

巷じゃすでに夏休みですが、丁度この頃受験生は大変なんだよ~
それこそ本当目の前を真っ暗にしたくなるくらい大変なんだよ~
・・・なのでそこら辺も入れてみたよ
多分この時期は勉強強化合宿とか、自発登校とか、特別講習とか、色々やってるとこ多いんだろうなぁ(塾とかも
本当世の中の受験生、あまり頑張るな(根詰め過ぎると本気で後に響くぞ
自分のペースでの積み重ねが大事なんだぜ(脱落者は語る

段々1人称とか3人称とかも定まりつつある今回
おまけで氷川を出してみた、だって先生だもの(笑

前回ちゃんとUPしたのにも関わらず文章が切れていた理由、判明
携帯から誤字修正したのがいけなかったらしい
軽く携帯で編集出来る文字数を超えているからね・・・
とんだ二度手間だこのやろう(T皿TT)!!

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TEXT
 

『じゃまけんっ! ~望嘉大付属高校 ジャマイカ音楽研究会~』session:9


翌日。放課後部室にて留佳から発表されたのは夏祭り派遣のお知らせだった。
「そもそもの発端はな。留佳が地元のおっちゃん達と意気投合してしまった事が原因でな」
櫂人が知るにはどうも先日、帰る途中の商店街でヤンキーに絡まれている子供と老人を助けた際、派手に立ち回った事で顔を知られたらしい。その場の古参の人達の心をどういう訳か鷲掴んだ留佳は、話の流れで勢い祭り参加の承諾をしたのだと言う。町外れの神社で毎年行われている夏祭り。此処近年は人の足も遠のき、町の文化も歴史も廃れていく一方で、どうにか人々の活気を取り戻したい昔気質の古参達が頑張っているらしい。
「何とも健気な話じゃないかー。私達若い衆がこれを手助けないで何とする!? 」
「そもそもおまえ、その自治体の人間でもねぇだろうがよ」
「櫂人、それを突っ込んだところで所詮は無駄よ」
それもそうだなと無言で語ったところで話は次に進んだ。
「じゃぁ櫂人先輩が私に頼んだCDってもしかしてそれに使おうとしてるやつですか? 」
「まぁな。あ、そうだ。後でつり返せよ」
「うわーケチくさー」
「おまえな」
「なら選曲はどうしましょうか。未来ちゃんが言ってた2タイトルのどちらかですよね? 」
「『No Matter』の方がタイトル的にも曲的にも好いとは思うんだが・・・」
「何とも面白味の無い男だなぁ、お前は。何故そこで情熱的な方を選ばんのだ、だから毎度告白されても気付かずに鈍いと称されているというのに」
「留佳てめぇ、それが今とどう問題に繋がるっていうんだ。本気で怒るぞ」
「大丈夫だ、返り討ちにしてやろう☆ 」
情報屋の未来曰く、部内での告白される人ランキング上位が櫂人らしい。ちなみに芽衣子、凛と続く。
「はいはいはいはい、そこまで。取り敢えず曲を聴いてから多数決にしましょう、それなら誰も問題ないでしょう。留佳、アンタもそれでいいわね、文句言わせないわよ」
「Boo~っ」
拍がオーディオにCDをセットして鑑賞会に入る。2曲全部聞き終わり、挙手による多数決の結果『No Matter』に決まった。来週から夏休みになるので今日はこれからの部活動の日程の話し合いに移る。祭りの予定も視野に入れ、あらかた定まったところでその日の部活動はお開きとなった。

ーーーーーーーーーーーーーーー

「あ、忘れた」
「「どったの、グミちゃん」」
下駄箱に向かう途中、久美は忘れ物をした事に気が付き、双子に先に行く様に伝え、一人部室へと戻った。階段を駆け上がり部室へ着くとそこには芽衣子がまだ残っていた。
「あれっ、めーちゃん先輩。どうしたんですか? 」
「久美、アンタこそどうしたのよ。何か忘れ物? 」
「はい、図書館の本忘れちゃって。その中に部活の予定表も挟んであったから」
「本当本好きね」
「多分岳兄ちゃんの影響だと・・・」
「そういえば先生ってよく本読んでるわよね」
「本人曰く、最強の趣味だそうですよ」
「何だそりゃ」
留佳は櫂人と一緒に部活の活動報告表を出しに行き、その間に芽衣子は部室内の最終チェックをしていたらしい。久美が本を鞄にしまったのと同時にチェックも終わり2人は部室を後にした。
「鍵を戻しにいくついでに2人も拾ってくわ。久美は? 」
「あぁ、はい。あたしも凛と漣待たせてるからそのまま普通に帰ります」
「そ、まぁ気を付けてね」
そのまま階段を下りて隣の校舎に移動する。職員室に上がる階段の前で分かれようとして、
「・・・そういえば、櫂人がこの間久美が何か様子が変だったって言ってたけど、何かあったの? 」
芽衣子がそう切り出し、急な事に久美は言葉を詰まらせた。
「え、あ、あ~。どう、と、いう訳でもないんですけど・・・、その・・・」
「いいわよ、急に変なこと聞いて悪かったわね。無理して言わなくてもいいわ」
「えあ、いや、その・・・。あの、めーちゃん先輩」
「ん? 」
「・・・その、めーちゃん先輩は、告白されたことってありますか? 」
「・・・え、何っ! コクられたの、誰に!? 」
「しーーーっ!? 」
驚いた芽衣子の声の大きさに思わず久美は慌てた。
「あぁ、ごめん~・・・。で、どうしたの? 」
「いや、勿論断りましたよ。断ったんですけど、その・・・何か気にしてしまって」
「そりゃぁねぇ。仕方ないわよ、好意を向けられて悪い気はしないけどそれでOKするのかっていったら違うでしょ」
「はい・・・」
「・・・誰か好きな人でもいるの」
その台詞に一瞬で真っ赤になる久美。
「誰だそれは!? 勿論この私に決まっているよなぁ、久美ぃ~! 」
「ひゃあぁぁ!? 」
突如久美にダイブしてきたのは職員室から戻ってきた留佳だった。何故このタイミングでと芽衣子は思ったが、留佳はそんな事に構いやしない。その後ろには呆れ顔の櫂人が続いている。
「何なんだ、この騒ぎは」
「え、あぁ、いや何でも無いのよ。気にしないで」
「いや無理だろう」
「・・・よね」
「もーぅ、そんな馬鹿げたことで悩んでいたのか。可愛いなぁ~~~っ」
「留佳先輩ぃいぃ~~~! 」
あまりの恥ずかしさに必死で逃げようとするも、留佳はひたすらに久美を愛で続けている。さすがに見かねて櫂人が留佳の首根っこを引っ掴んだ。
「やめとけ。グミも、帰るとこだったんじゃないのか? 」
「へ、あぁ、はい! 双子待たせてるから行かないとっ!? 」
「いいじゃないか、放っておけば」
「「「いや駄目でしょ」」」
そう突っ込みされた留佳は渋々久美を放した。
「あー、その・・・なんだ。あんまり気にすんなよ、グミ」
「・・・もしかしなくても聴いてました? 」
「・・・すまん、というか偶然聴こえたというか聴いてしまったというか」
「~~~お先ですっ! 」
顔を真っ赤にしたまま久美は一目散にその場を走り去っていった。
「っひゃぁ~、反応も可愛いなぁ☆ 」
「おまえは少しは自重しろ」
「ふん、お前にだけは言われる筋合い無いね。この鈍感野郎」
「てめっ・・・」
それを横目に芽衣子は久美の走り去った方向を見ていた。
―――カマかけたつもりだったけど、意外に複雑だなぁ。
「芽衣子っ。そう気にすることも無いぞ、まだ勝ち目とかいうどころの話でもないしな」
その一言に留佳はさすがに気付いているのだろうなと芽衣子は思った。こういう機微に聡いところが留佳が部長たる由縁でもあるのだ。このタイミングで出てきたのも、もしかしたら留佳なりに気を利かせたからかもしれない。
「・・・別に、どうということでもないわよ」
「おー、おっとなー」
「茶化さないで。ほら、2人とも早く帰るわよ」

ーーーーーーーーーーーーーーー

久美が双子のもとに殴り掛かる様に抱きついて逃げ切った頃。
「いやぁ、荒巻先生。そちらの部活はうまくいっているみたいで。こちらはどうしたものかと頭を悩ませていますよー」
岳歩は職員室で留佳達から受け取った活動報告表に目を通していた。
「いやいや、まだまだですよ。3年もそろそろ引退の時期ですし、今しっかりやってくれてる3人が抜けたらそれこそどうしようか」
「大丈夫ですよ。確か石川さんもそちらの部活でしたよね。彼女はしっかりしているから」
逆にそれが問題の種であることを彼は知らない。岳歩は『そういえば氷川先生には何の弱・・・噂が無いからつまらないんだよねぇ』と未来がいつか言っていたことを思い出した。
「あはは。まぁそれはそうですが、どうなるかはこちらとしてもまだどうにも言えませよ」
それから幾つか会話をしていると、
「失礼します。荒巻先生いらっしゃいますか」
芽衣子が部室の鍵を持ってやってきた。
「おぉ、メイ。こっちだ」
「こんにちは、氷川先生」
「はい、こんにちは。もう部活動は終わりですか」
「あ、はい。ワタシ達で最後です」
そういって扉に目を向けると櫂人と留佳の姿が見えた。岳歩は鍵を受け取るとそのまま引き出しの中にしまう。
「気を付けて帰れよ。それとそろそろ引退のことも考えとけ。まぁ・・・急がせる訳じゃないが、一応な」
「・・・はい。あ、それじゃまた」
「えぇ、お気を付けて」
「はい、有り難う御座居ます。失礼します」
2人に挨拶をすると芽衣子は櫂人達のもとへと急いでいった。残された2人はそれを見送ると、
「彼女、芭桐さん。悩みすぎて困らないといいのですけどね」
「何か気になることでも? 」
「特にという訳でもないのですが、3年の授業を見ているとどうしてもこの時期から差が見え始めますから。成績は悪くない、ただ先日の進路希望で少しありまして」
「そうでしたか」
だからといって教師間でも生徒の情報に関してはそう簡単に言えるものではない。それ以上は岳歩も聞き入れぬ領域であることは理解していた。
「まぁあくまで僕の予想の内ですから気になさらないで下さい」
「いえ、有り難う御座居ます。気にかけて入るんですがなかなか」
「いやいやこちらこそ。では僕もそろそろ部活の様子を覗いてきますね」
そういって氷川先生は職員室を出て行った。残され岳歩は1人、部活の活動報告表を見ながら考え込んだ。
―――気付いちゃいたが、他のやつに諭されるとさすがにムカつくな
それがまた芽衣子が先日引き合いに出した氷川先生であるという事実に、岳歩は更に苦い顔を浮かべた。
「・・・まぁオレはあいつ程、鈍くはないしな」
誰にも聴かれないくらいの声で呟く。活動報告表には櫂人の几帳面な文字が並んでいた。

to be continued...

どうぞ宜しくお願い致します。

作詞させて頂ける方、一緒にコラボもしくは活動してくれる(作曲・絵・動画)方、気にかけて下さいましたら気軽にお声かけ下さいますとうれしいです。
拙いながら尽力させて頂きます。
(修正・改変などご相談くださいましたら素直に応じます)

オリジナルで出しているものに関しましては曲募集、私の歌詞を見て気に入って下さいましたら歌詞依頼、承っております。
曲先の場合は、歌詞を当てる部分のメロディをお届け下さいましたら、確認して歌詞を書かせて頂きます。

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 自分の持ってるイメージと違うイメージを見たり聞けたりするのが大好きですので、基本一緒にコラボしてくれる方々にはイメージのまま自由にやってもらうことにしております。

 自分で書いたものを校正する際、よく絵面で追う為に誤字脱字ご表現が多いです。
 その際はすぐにご指摘下さい、自分で気付いた時もすぐに直します。

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『星座』シリーズコラボ立ち上げ中、作曲のお手伝いして頂ける方募集中。
ブクマ『オリジナル』からも募集しております!

詳しくはこちらから→→→→→『http://piapro.jp/t/cuzk

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マイリス:mylist/30726401
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