立ち尽くす私の体に
暗黒の空が激しい雨を打たせてる
守りたいものはこの手から
何もかも離れ残されたものはない

日常に潜んだ埋伏の毒たち
内側から壊し尽くして
私の口さえ塞いで
何も言わせず奪い尽くす

この声は届かない、響きもしない
この胸に籠るまま何もできない
この声をかき消したノイズの壁が
私をまた傷つける
声を出せなくなるほどに

        *

窓の外、雷鳴が響き
ガラスを貫く雨音が響いてる

傷ついた心を隠したまま浴びる
シャワーがこの素肌とヘアを
伝って穢れを纏めて
流しても心は癒えない

涙さえ虚しくてこの悲しみも
暗黒の遮蔽物(スクリーン)に覆い隠され
私の手、伸ばしても何も届かず
何處までも堕ちていくわ
暗い闇の奥底まで
 
   *         *

暗闇に覆われて何も見えない
それが今、身を置いた現実世界
毒色の雨が降り体を穢す
壊れそうな心まで
蝕み始めているわ

大声で叫んでもまた潰されて
この体、朽ち果てて消えてなくなる
残酷なこの世界、そこに私の
居場所など何處にもない
消えるだけのCrushed Voice

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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Crushed Voice

閲覧数:73

投稿日:2019/09/14 01:57:19

文字数:482文字

カテゴリ:歌詞

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