泣き出しそうな空を見上げてる
ぽつり 緑に浮かぶ地球儀と
落とし物が ぱらり 奏でる音
パラソルの色が映える rainy day


ちょっと待っててと 忘れ物探して二度目
うんざりしちゃうね 「入れようか?」 No thank you
鞄の傘 狭すぎてちっとも意味ない
軒下通路も渋滞してる

こんな時に折り畳むアレまでないし
天気予報は当てにならないし
占いもそう そういえば良くなかった
散々なまでに手に負えない

アンラッキーだったねなんて
身勝手なセリフ 呟く君は楽しげに
片側だけ濡れてる優しさが
何故かもどかしい気持ちにさせる

通り雨が過ぎてくそれまでは
きっとこの鼓動は止まらないよ
可笑しいよね このままじゃ危ない
少し考えさせてよ rainy day


ずっと前から… そんな都合の良いことは
あるワケないね 期待する? もう論外
おてんとさま ひねくれた帰り道を
臆病な風に吹かれてほろり

幼い頃 簡単に頼り合った仲も
気付けば既にぎこちない so lonely
多分 君も同じこと思ってる
素直な気持ちを言い合えたら

忘れられない想い出の中で
いつか芽生えていた恋の種が
恵みの雨を受けて育ってる
少し大人になれる気がするよ

照れ隠しなら こんなにも赤く
頬を滲ませることはないよね
どこまで本気にすれば良いのか
今もわからないけれど


ぽつり 言葉を言いかけた 雨の音に消された告白
昔のように話せたら こんなに勇気はいらなかったのにな
カラフルなパラソルがすれ違い合った その隙間に
浮かび上がる虹の橋 いつの間にか涙は止まっていた


雨のち晴れ もう少しで何かが変わる
雲の波間を照らしてよ sun light
道が見える 丘の上のあの場所へ
見下ろす世界は輝いてた

温かな風 緑を揺らして
そっと 季節の贈り物をする
始まったばかりの物語を
想い出のページに綴ってゆく

抑えきれないほどの感覚に
強く確かに胸をときめかせ
「もう逃げないよ」 声に出してみた
きっと 君には聞こえてないけど

夢は追い続けるしかないから
今日も蕾は開かないままで
いつか必ず伝えてみせる
歩き出すんだ ここから




((ひらがなver.))

なきだしそうな そらをみあげてる
ぽつり みどりにうかぶ ちきゅうぎと
おとしものが ぱらり かなでるおと
ぱらそるのいろがはえる rainy day


ちょっとまっててと わすれもの さがしてにどめ
うんざりしちゃうね 「いれようか?」 No thank you
かばんのかさ せますぎて ちっともいみない
のきしたつうろも じゅうたいしてる

こんなときにおりたたむ あれまでないし
てんきよほうは あてにならないし
うらないもそう そういえばよくなかった
さんざんなまでに てにおえない

あんらっきーだったねなんて
みがってなせりふ つぶやく きみはたのしげに
かたがわだけぬれてる やさしさが
なぜか もどかしいきもちにさせる

とおりあめがすぎてく それまでは
きっと このこどうはとまらないよ
おかしいよね このままじゃあぶない
すこしかんがえさせてよ rainy day


ずっとまえから… そんなつごうのいいことは
あるわけないね きたいする? もうろんがい
おてんとさま ひねくれた かえりみちを
おくびょうなかぜに ふかれてほろり

おさないころ かんたんに たよりあったなかも
きづけばすでに ぎこちない so lonely
たぶん きみもおんなじこと おもってる
すなおなきもちを いいあえたら

わすれられない おもいでのなかで
いつか めばえていた こいのたねが
めぐみのあめをうけて そだってる
すこし おとなになれる きがするよ

てれかくしなら こんなにもあかく
ほほを にじませることはないよね
どこまで ほんきにすればいいのか
いまもわからないけれど


ぽつり ことばをいいかけた あめのおとに けされたこくはく
むかしのようにはなせたら こんなにゆうきは いらなかったのにな
からふるなぱらそるが すれちがいあった そのすきまに
うかびあがる にじのはし いつのまにか なみだはとまっていた


あめのちはれ もうすこしで なにかがかわる
くものなみまを てらしてよ sun light
みちがみえる おかのうえの あのばしょへ
みおろすせかいは かがやいてた

あたたかなかぜ みどりをゆらして
そっと きせつのおくりものをする
はじまったばかりの ものがたりを
おもいでのぺーじに つづってゆく

おさえきれないほどの かんかくに
つよくたしかに むねをときめかせ
「もうにげないよ」 こえにだしてみた
きっと きみには きこえてないけど

ゆめは おいつづけるしかないから
きょうも つぼみはひらかないままで
いつかかならず つたえてみせる
あるきだすんだ ここから

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

【曲募集】『アメノチハレ』

パピ子りんさんの4/30までの曲に作詞したものです

「きっと、晴れるよね。」


残念ながら選考からははずれてしまいましたが、もし使いたいという方がいらっしゃいましたらメッセまたはtwitterにてご連絡頂ければと思います
細かい修正も可能ですのでお気軽にどうぞ


※補足(イメージ)
・rainy day(れいにーでーえー)
・No thank you(のーせんきゅー)
・so lonely(そーろんりー)
・sun light(さんらーあい)


前のページ『隣のぼくと泣き虫な空』のアナザーストーリーみたいなものです

宜しければ感想お願いします

閲覧数:281

投稿日:2013/12/11 21:12:28

文字数:2,050文字

カテゴリ:歌詞

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