何勘違いしてたんだろ
引く手あまたの君に
触れてもらえて幸せで
夢の世界にしがみついてた

日常にない輝きは
十分すぎる優しさで
かりそめしかない一時に
全て捧げる気になりそうだった

だって知ってるもの
昨日は髪の長いお嬢さんと
一昨日は脂の乗ったマダムと
夜の奥底へ消えていったでしょう
私は一瞬の女でしかない
私だけの人じゃないのに

でもあの日から人生変わった
新しい自分になろうとした
あなたに好かれるために
あなたに近付くために
でもそれだけじゃ
あなたのモノにはなれない

奪うようなくちづけも
指をからめて紡ぐ言葉も
魔法みたいに
私の心を疼かせる

だって知ってるもの
今日は駅前であの子と待ち合わせ
明日は誰かと買い物に行くの
きっと長い夜を過ごすはずだわ
私は過去の女にもなれない
私だけの人じゃないから

でもあの日から人生変わった
変わらないと生きてけなかった
あなたの気を惹くために
あなたを求めるために
でもそれだけじゃ
あなたのモノにもなれない

苦しいほどの抱擁も
眠りを誘うその体温も
呪いみたいに
私の心を締め付ける

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

私だけの

歯止めがかからなくなる感情。
ひと時の経験が人を狂わせる。
プラスにもマイナスにも、どこまでも。


それはいつしか最期へ至る病。

閲覧数:92

投稿日:2013/10/05 23:03:30

文字数:477文字

カテゴリ:歌詞

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