A1
部屋の隅っこから
濡れた靄(もや)が走る
揺れたベッドボートの
右足が染まる

夜明けの前に消える
白濁溶けて劈(つんざ)く
どうでもいいよ、と瞑る

B1
退屈凌ぎ 藍(あい)しムラサキ
泣いたあのコが飛んでゆく

S1
中和滴定に 溶けだす前に
閑話休題で 爪を立てて

何者かなんて 証明されたら
隠せないから 息を止めないで


A2
誰も知らぬボクの
顔を脱ぎ捨てまた
他所のいきをはいて
眩しい笑顔で

キミの合図を躱す
満たされないから消えて
できもしないのに触れる

B2
カーテンの向こう ボクの本能
風に噤んで 言葉に針を刺して

S2
自由不履行を 択(えら)ぶ少年
神格感染で 詰め寄るノア

アスナロなんて 暴いてみせたら
価値も無いから キミを止めないで


S3
自然調和に 時(とき)は蔓延(はびこ)り
愛は放題で 壁を越えて

言葉に伏せた 針に心 留め
生きていくから 息を止めないで

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投稿日:2020/06/07 13:02:29

文字数:413文字

カテゴリ:歌詞

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