ふるえる心に描いた夢 希望と現実の波に揺れ
僕ら 励まし ときに傷付け 今日を迎える

「おはよう」で始まるあの朝が
もう二度と来ないことくらい
わかっていたよ 伝う思い出の一粒

あの日と違うのは 永遠の意味を理解できてしまうこと
僕ら、点と点より、線がいいね
さぁ未来、懼れずに歩きだして

君の手 誰も牽けないけど 背中押して見送るから
悩み抜いて選んだ答えなら おめでとうって言えるからさ
君は君で唯一無二だ それだけは忘れないでいて
片道切符を握りしめて
憂うな まだ夢(たび)の途中


桜の微笑(ほころ)ぶ季節遠く
透き通った空気に満ちた町
冬の余韻がほてった頬の熱を冷ました

あの人の特別には
僕はなれないんだと知った放課後
胸の深くでずっとずっと くすぶってる

睫毛に乱反射してる後悔 それすら眩しいから
この悲しみだって乗り越えられる
初めての感情が今、うまれた

焼き付けようとすればするほど 愛しさに滲んでゆく
小さな芽をのぞかせた恋は どんな花を咲かせるのか
痛みや醜い部分も さらけだしてやっとわかるんだ
戻れないからこそ煌く過去になる
ふりかえって懐かしいなって


さっきみた君の涙 その瞳の奥
映る僕のかお 強がりじゃなくてちゃんと笑えてた


君の手を僕がつつむ 少しだけふるえてるでしょ
次、会うのはいつになるんだろうか
そんなことを考えてた

かけがえないひとつひとつが 僕らに降り注いでいる
春の陽、風を切った夏、
迷った秋、覚悟を決めた冬が ほら、
どんなにくだらないことも 誇りになる日が来るでしょう
背中を合わせて歩き出した僕らに
最後のチャイムが響いた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい
  • オリジナルライセンス

last_youth

閲覧数:176

投稿日:2019/05/21 17:24:39

文字数:703文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました