「ノアの揺籃」

おやすみ、最後の夜 僕はもう眠るよ
意味なく生きてたんだ きっとそう今も
にこにこ誤魔化しては 誰かを傷つけて
その点知らんぷり 嫌になっちゃうな

ゼンマイ仕掛けのおもちゃから
流れる優しいメロディーを
投げ捨て忘れようとしたこと
それすら全部を抱きしめてくれた

産声上げて ペタペタ歩いて
立ち上がって 歩き出したけど
ただこの想いを この言葉を
紡ぐ術を知らずにいて
オブラートから 零れたものは
戻らないと この手を離した
僕息とめます 息やめます 321で


おはよう、雲間の月 僕の声溶かした
水面の蜂蜜色 すくい飲み干した

抱えた膝から離れたら
世界が終わるよ わかってた
ママからもらった言葉なら
臆病者とは僕を指すのでしょう

何度も息を 吸っては吐き出す
そこに音を 乗せられたのなら
ただこの想いを この言葉を
紡ぎ届けたかったのに
出来る人には 単純なこと
僕にとっては 叶わぬ行為で
その手を掴んで 口ずさむよ 音なき歌を


もういいよ 笑わないで
その度に夢を見てしまうから
もうだめだ 諦めても
この瞳には焼きついて離れない
手遅れだ


産声上げて ペタペタ歩いて
立ち上がって 歩き出したけど
ただこの想いを この言葉を
紡ぐ術を知らずにいて
オブラートから 零れたものは
戻らなくても この手を離さず
僕息吸ったり 息吐いたり
届けるために生きていくよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ノアの揺籃

いつかを信じて待っていて

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投稿日:2012/12/24 18:58:01

文字数:608文字

カテゴリ:歌詞

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