呆れかえるほど　無様に騒いでる
うるさい羽虫に　興味なんてわかないわ

救いを求めて　縋りつこうとする
下賤な輩に　うんざり

あたしのことを　振り向かせたいのなら
何度でも地べたを這いずって　慈悲を乞いなさい

気まぐれにだったら　少し加護（えさ）をあげる
望むのならば　祝福を（さげすんで）あげるわ
絶望の淵で　僅かな希望（ゆめ）を見て
力の限り　もがいてみせて


狭い世界（はこ）の中　憎み傷つけあう
救いようのない　愚かなイキモノ
刹那を刻むのに　永遠（とわ）に生きることを
望んでいる　摩訶不思議な生命（いのち）

気が向いたときに　寵愛を（もてあそんで）あげる
望むがまま　踊り続けてみせて
血で血を洗って　いい声で啼いてよ
せいぜいあたしを　楽しませてよ

（ひらがな）
あきれかえるほど　ぶざまにさわいでる
うるさいはむしに　きょうみなんてわかないわ

すくいをもとめて　すがりつこうとする
げせんなやからに　うんざり

あたしのことを　ふりむかせたいのなら
なんどでもじべたをはいずって　じひをこいなさい

きまぐれにだったら　すこしえさをあげる
のぞむのならば　さげすんであげるわ
ぜつぼうのふちで　わずかなゆめをみて
ちからのかぎり　もがいてみせて


せまいはこのなか　にくみきずつけあう
すくいようのない　おろかないきもの
せつなをきざむのに　とわにいきることを
のぞんでいる　まかふしぎないのち

きがむいたときに　もてあそんであげる
のぞむがまま　おどりつづけてみせて
ちでちをあらって　いいこえでないてよ
せいぜいあたしを　たのしませてよ