動かないでもなく
静かに静かに
止まらないでもなく
激しく激しく

脆さを含んだ僕達はまだ弱くても
怖さを知らない僕達は今
誰より誰より強いのさ

出会いも別れも味方につけて
どんな風だって起こして魅せる
節度や加減はあとのオマケだ

散る火花盛る音頭と生血の匂い
掲げ捧げて生贄の舞今宵
デモクラシーの前夜祭

逸らさないそれだけ
恐れず恐れず
逃がさないそれだけ
近付け近付け

炎を妬んだ僕達は幼かったさ
泉を求めた僕達はさあ
誰より誰かを救い出せ

涙も笑顔も味方につけて
どんな夜だって壊して魅せる
鮮度や打算は宝払いだ

塵時雨集る蛆らと鈍器の響き
跨げ瞬け後悔の渦今宵
デモクラシーの前夜祭

挙げた狼煙に咽びる姿
確としたため 1歩踏み込む