よくある歌の歌詞みたいな
よくある映画の話みたいな
そんな夏を過ごしてみたい
日も傾く頃午後4時半

退屈な日々を繰り返してる
課題も一応ありはするけど
だからってやるのは面倒だ
あぁ何しよう今年の夏も


あぁまた夏を無駄に過ごす
もったいないことは分かっている
あぁこれで何度目の夏
時は過ぎてくもう戻れない

くるくる回る扇風機
ぬるい水が半分ペットボトル
急に降り始める夕立は
今日の終わりを歌っている

明日何しよう?そう考える日々


綺麗な海に行ってみたいな
どこかを冒険してみたいな
あんな夏を過ごしてみたい
お昼まだ早い11時半

食っては寝てを繰り返してる
部活も一応ありはするけど
みんなどうせ来ないんだから
あとどれくらい今年の夏も


あぁまた夏が過ぎてゆく
分かってはいるけどどうしよう
あぁあと夏はどんだけだ?
ただ眺めるだけのカレンダー

ギラギラ照りつける太陽
風よ少しくらい吹いてくれ
もう聞こえない蝉の音は
午時の訪れを知らせている

今日何しよう?そう考える日々


あぁ今年の夏こそは

あぁまだ夏は終わらない
心の奥で燃える炎
あぁまだ夏はこれからだ
心いっぱい満たす感情

青く広がる夏の空
大きく入道雲一つ
聴こえてくるあの歌は
これからの夏を歌っている

これからの夏へ続いてく日々