寝て起きて　同じ朝を　今日も繰り返すのです
目覚ましを　かける夜に　今日が駆け巡るのです
変わらない　変哲ない　日々が過ぎていくのです
退屈で　息苦しい　そんな毎日を

人が　押し合う　満員電車
歩幅揃えたって　乱れだす
僕は　誰かの　量産演者
鬱々隠して　また　行くよ

それでも　あの日泣いた僕の先に　僕がいるんだよ
なにもかも嫌で　俯いた　その先に
誰かの　その他大勢　それでもいい　ここにいるんだよ
あの日の僕には　誇りたい　主役（ヒーロー）に


寝て起きて　同じ朝を　今日も繰り返すのです
目が覚めて　着替えたなら　今日が動き出すのです
つまらない　平坦なる　日々が回りだすのです
重たくて　堅苦しい　そんな毎日を

嘘が　飛び交う　定員会議
意見合わせたって　進まない
僕は　どこかの　村人Ｂ
不満も抱えて　また　幾夜

それでも　同じ朝に暗い夜に　耐えてきたんだよ
振り返る道に　残された　足跡も
誰かの　その他大勢　それでも今　ここにいるんだよ
あの日の僕には　誇りたい　主役（ヒーロー）と


全て　消して　終わりにしたくて
あの日　強く　握りこんだこぶし
そんな日を　越えて　越えて　越えた先が
今いる場所だというなら
この舞台は　僕が主役だ


この　変哲ない同じ朝が　僕だけの居場所
あの日の僕より　少しだけ　強くなる
誰かの　心の中　少しだけど　居場所があるなら
いつかの僕より　主役（ヒーロー）に　なれたのかな

また　変化のない同じ日々が　僕を迎えるよ
今この場に立つ　僕よりも　強くなれ
誰かの　心の中　一人でいい　主役になれたら
いつかの僕より　誇らしい　主役（ヒーロー）に

なれたら　いいのに　なれたら　いいなと
思いながら生きるよ
昨日も　明日も　いつでも　続くの
また泣く日も来る
それも　いいよ　いつか　きっと
強く　なれる
君の主役に（ヒーローに）