青い空見上げては1人寂しく歌う
歌姫は座ったままでガラスの靴を落とした
暗い塔の中で割れた鏡
時間はわからない
あのとき咲いていた赤い花が
いつかれたのかもわからないの
青い空見上げては1人寂しく歌う
動かない足を見つめる
誰かが来てくれると信じて
運命の鍵をなくした彼女に王子様は現れない
「白雪姫にも眠り姫にもいたわ。」
「どうして私にはいないの?」
青い空見上げては1人寂しく歌う
いつか来る誰かのため
自分に自分で枷をつけた
1人が嫌だった
ただそれだけなの
誰でもいいから
そばにいて
青い空見上げては1人寂しく歌う
寂しがりの歌姫
冷たいベッドで目を閉じる
毒林檎の木に茨の森
彼女の元へは行けない
それに気づかずに眠る
哀れな少女の物語
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