伸び過ぎた爪は時の所為にして
削りもせず歩き出した
縫い付けた声を指折り数えて
棘は抜かず嘘を吐いた

沈み出した夕日は極当たり前に美しいね
思い出したい筈のあなたの温度を今日も僕は
描けずに居る

助けてくれなくていい
その心臓は置いてって
失くしてしまってもいい
この光景に焼き付けて
いつしか許されるのなら
今の間に思い知る
まだ汚れ足りなくて、ごめんね

永遠がちらついた

撫ぜ過ぎた傷を態と切り付けて
癒しもせず愛と呼んだ
行き過ぎた夢に散々縋って
二度は言わず口を噤む

浮かび上がる鱗を極当たり前に掬い取った
抱いていたい筈のあなたの体も今じゃ僕は
忘れているよ

愛してくれなくていい
その掌は置いていって
泣いてくれなくてもいい
この一瞬で掻き消して
いつしか呼吸が止まっても
絡む記憶に奪われる
またあなたに焦がれて、ごめんね

永遠にちらついて

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

爪痕

閲覧数:619

投稿日:2012/02/02 20:30:58

文字数:384文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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