静かな騒音
独りきり 部屋で思う
君はもう遠い
僕は置いてけぼりだ

砂時計のような二人
イーヴンになる為倒れた
それでも 今になって
君がいなくなって気付いた

君がオレンジの道 歩んでいても
僕はまだここで佇んでるよ
時計は砂に埋もれて動けない
身動き一つ取れないんだ

物がない広い部屋
君の愛したCDも
全て放り投げた
ここは僕の砂でいっぱい

癖で並べたコップ2つ
1つしか汗をかかない
中身の無いそれに
思い出を注いで合わせる

君はまた 誰かと砂を分けながら
キラキラと生きていくんだろな
願わくば僕ともう一度、なんて
勝手な願いと分かってるけど

もしもまだチャンスがあるなら
砂時計を君へひっくり返すよ
どうしようもなくて寂しくてしようがない
君がいないとさ、空からさ
星屑すらもさ落ちてきやしないんだ

ねえ、言いたいことがあるんだ 
ねえ 話したいことがあるんだ

互いに傷つけあって奪い合ったことも
分け与えて満たされてたことも
全部全部 今更 君に伝えたいんだよ
だから砂時計をまた立てよう

なんてな なんてな ばかだな、


+ + + + + + + + + + + +


しずかなそうおん
ひとりきり へやでおもう
きみは もう とおい
ぼくは おいてけぼりだ

すなどけいのようなふたり
イーヴンになるため たおれた
それでも いまになって
きみが いなくなって きづいた

きみが オレンジのみち あゆんでいても
ぼくはまだ ここで たたずんでるよ
とけいは すなにうもれて うごけない
みうごき ひとつ とれないんだ

ものがない ひろいへや
きみの あいした CDも
すべて ほうりなげた
ここは ぼくのすなで いっぱい

くせでならべたコップふたつ
ひとつしか あせをかかない
なかみのない それに
おもいでを そそいで あわせる

きみはまた だれかと すなをわけながら
きらきらと いきていくんだろうな
ねがわくば ぼくと もういちど、なんて
かってな ねがいと わかってるけど

もしも まだ ちゃんすが あるなら
すなどけいを きみへ ひっくりかえすよ
どうしようもなくて さびしくてしようがない
きみが いないとさ、 そらからさ、
ほしくずさえもさ、 おちてきや しないんだ

ねえ、いいたいことが あるんだ
ねえ、はなしたいことが あるんだ

たがいに きずつけあって うばいあったことも
わけあたえて みたされていたことも ぜんぶ
ぜんぶ いまさら きみに つたえたいんだよ
だから すなどけいを また たてよう

なんてな なんてな ばかだな、

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

【歌詞】Sandglass【投稿用】

Fdimさんhttp://piapro.jp/t/r2UDの曲を聞いて2番目にイメージした歌詞です。
穏やかな中にも物悲しい旋律な気がして、どちらにしても失恋の歌になってしまいました。

こちらは、1作目にも増して文字数のハマりが心配でもあります。
至らなかったら本当にごめんなさい。

閲覧数:182

投稿日:2012/05/22 22:07:05

文字数:1,105文字

カテゴリ:小説

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