どうしようもなくたって
続きはあるからいんじゃない?
なんとなく考えて過ごしてた
とある日昼下がり午後

少し歩いてみたんだけど
早速小石にけつまずいて
危うくこけそうになる
ギリギリで踏ん張ってみる。

気づけば後ろが見えなくなって
隣に誰もいないこと気づいて
前を向いても真っ暗
歩みを、とめたいけど。

ちょっとだけだけど怖くなって
少し走り出してみるけれど
それでも先は見えないな
「あっ」小石にけつまずいた

なんかもう嫌で、どうしようもなく嫌いで、
こんなところでつまずいてたってどうしようもないんだけどなぁ
まえと同じようにはどうしてもうまくふんばれなくて
見るも無残も残酷に盛大にスライディング

泣きそうだよ
泣きたいよ
辛いこと全部投げ出してさ
笑いたいよ
笑えないよ
全部辛いことだらけさ

現実、僕のいる世界は



どうしようもなくなって
続きはあるなんて考えられない
そっとふわりふわり包む
愛用の毛布に

ホントは何もしたくないんだけど
じくりじくりといたんでる
この左膝の擦り傷
しゃがみこんでじっと見つめて
ぶわり涙が浮かびあがる
ぽたぽたと落ちる雫が
傷口に染み込んで

「痛いよ」


気がつけば周りには君がいて
何をするでもなく僕を見てた
助けてと伸ばしたこの指先
なにもつかまず空を切る
それでも揺らがない君の
温かい眼差しに僕は、僕は、ぼくは、

「俺は」


どうしようもなくたって
こうにも逃げたくなったって
逃げられないんだ現実は
ときはいつだって平等だ
残酷なまでに平等さ

僕が存在するこの世界
存在する意味なんてないんだろな
だけど生きていくことそれだけが
おれの世界を作り出す

そっと差し伸べられたあの腕を
掴むことは叶わなかった
けれど
僕はここにいますと
少しだけ大人になりました

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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僕、道、世界と君

雪が降り積もるのを眺めながらかじかんだ手で書きました。
正直これ以上文章を打つのが辛いです。
少しだけナイーブな気持ちになって、将来のことを思いながら書いてみました。

閲覧数:59

投稿日:2012/12/28 15:59:51

文字数:773文字

カテゴリ:歌詞

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