何故か涙が出るのは
悲しいからじゃないでしょう
あなたが隣に居てくれるなら
どれ程幸せかな

私があなたにあげたものは
きっとちっぽけなものだろう
あなたが私にくれたものは
きっとそれより大き過ぎて
そんなの気にもしないように
あなたは私に笑うでしょう
その顔が見れるただそれだけが
私の幸せだったの

私はあなたの病気なの
あなたの熱に溺れて息を止めたいの
私は明日きっと死ぬのだろう
水を貰えない花は枯れてしまうから

あなたが居なくなった今も未だ
この熱を私は離せない
あなたが残した忘れ形見も
未だ捨てれずに持ってたって
あなたに返せる訳もなくて
さよならとは言えなくて
不甲斐ないこんな私だけじゃ
生きていける筈もなくて

あなたにシスタスの花束を
あなたの元へ行けるように
そっと祈りを込めて
私は明日きっと死ぬのだろう
あなたを失くしたこの世に未練は
もう無いから

何故か涙が出るのは
悲しいからじゃないでしょう
あなたが私の目の前に
居るような気がしただけ

あなたにもう一度伝えたいの
この想いをもうあなたに
伝えることは出来ないけれど
あなたにもう一度伝えたいの
あなた以外に愛せる当てもない

私はあなたの病気なの
あなたの熱で私の息を止めてほしい
私は明日きっと死ぬのだろう
やっとあなたに会えることが
出来るから

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

シスタスの花束

寺山修司さんの言葉から出来ていった曲になります。
端的に説明すると
先立たれた彼女があの人のもとへいく
そんな内容になっています。
今更ですがもう少し病的にしてもよかったかなぁと思います。
よろしくお願いします。

閲覧数:101

投稿日:2016/07/10 08:54:00

文字数:570文字

カテゴリ:歌詞

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