A

歪んだ魂の欠片が水鏡に映る
三日月模様の昏い夜
傍観者の凝視するなか
足掻き続ける

B

蛇と蜘蛛
供物の赤子

S

嘲笑う声を焼き尽くし
貴女の絡みつく腕を
いつか
生命ごと消し去りたい

A

弾けた果実の落ちてく掌の上には
狂気に染まったその笑顔
加害者と被害者の語る
愛と日常

B

罪と薔薇
骸の娘

S

夢謳う刻を通り過ぎ
私の望めない未来
いずれ
記憶すら朽ちて消える

C

満ちてゆく
欠けてゆく
繰り返す
天に浮かぶ孤独の月

S

夢見てた明日は来ないけど
貴女へ辿り着く罰を
永遠に
待ち望み見ているから

仄暗い海を漂って
砕かれ流れ堕ちて逝く
ほらね
死神が手招いてる

ーよみがなー

ゆがんだこころのかけらがみずかがみにうつる
みかづきもようのくらいよる
ぼうかんしゃのぎょうしするなか
あがきつづける

へびとくも
くもつのあかご

あざわらうこえをやきつくし
あなたのからみつくうでを
いつか
いのちごとけしさりたい

はじけたかじつのおちてくてのひらのうえには
きょうきにそまったそのえがお
かがいしゃとひがいしゃのかたる
あいとにちじょう

つみとばら
むくろのむすめ

ゆめうたうときをとおりすぎ
わたしののぞめないみらい
いずれ
きおくすらくちてきえる

みちてゆく
けけてゆく
くりかえす
そらにうかぶこどくのつき

ゆめみてたあすはこないけど
あなたへたどりつくばつを
とわに
まちのぞみみているから

ほのぐらいうみをただよって
くだかれながれおちていく
ほらね
しにがみがてまねいてる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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鏡の海の堕天使

閲覧数:190

投稿日:2016/04/05 06:00:08

文字数:675文字

カテゴリ:歌詞

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