『あの頃 あなたは 優しすぎた』と
今更 別れた 理由を告げる
あれから 時間は どれだけ過ぎた
見知らぬ 他人に なってしまった

甘い疼きの誘(いざな)いは 君から
胸を痛める口付けは 僕から

二人 眠り 目覚めれば
君はいない この部屋に
夜の明けた 窓の外
朝を知らず ただ浮かぶ
残月


『少しは キレイに なったかしら』と
微笑み 黒髪 そっと乱して
どうして あの時 手放したのか
後から 悔いても やり直せない

時を昔へ戻すのは 君から
今は今だと進むのは 僕から

二人 交わす 愛なんて
束の間だと 覚えてる
けれど燃える 情熱の
白い影が 揺らめいて
残月


一つくらいは置いてけよ 言葉を
同じ処で繰り返す つもりか

二人 永久(とわ)の 約束は
思い悩み 出来かねて
夜を求め 僕のよう
朝を拒み 儚きは

二人 違う 道を行く
それもいいと 強がった
だけど君を 捜してる
心の中 瞬くは

二人 眠り 目覚めれば
君はいない この部屋に
夜の明けた 窓の外
君のようさ ただ浮かぶ
残月

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

残月

同じタイトルで書けるか、に挑戦。

閲覧数:190

投稿日:2012/05/25 19:42:46

文字数:463文字

カテゴリ:歌詞

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