A1
夜の街に響き渡る何者かが引きずる音
暗い闇にキラリ光る曲線美と輝く刃
人と人の繋がり斬り疑心暗鬼不安煽り
魔女狩りさえ扇動してヒステリックに秩序崩壊

焦る神父手を合わせる祈る神は不気味に笑む
終りの日はすぐそこだと翳した手にデスサイズが
人は弱く強き者に怖き者に頭を垂れ
終り悟って消える生命振り被って魂狩る

B1
懐しい磯の香りが僕を締め付けて
引き裂いて赤く染め上げる

S1
黒いローブから覗いた　白い貴女の腕に惚れて
冷えていく身体抱いて　やがて消えていくのも良いかなって

A2
微睡む街響き渡る悲鳴なのか叫びなのか
何者かの終りなのか始りへの合図なのか
人と人の運命さえここではもう意味を成さず
終りの日の始りだと翳した手にデスサイズが

B2
懐しい磯の香りが僕を呑み込んで
圧迫して温度奪ってく

S2
月の無い闇の中で　次は何奴の夢を見るか
望むままに斬り裂いて　いつか自分まで焼き尽くして
黒いローブから覗いた　白い貴女の腕に惚れて
冷えていく身体抱いて　やがて消えていくのが良いんだって

ひらがな

A1
よるのまちに　ひびきわたる　なにものかが　ひきずるおと
くらいやみに　きらりひかる　きょくせんびと　かがやくやいば
ひととひとの　つながりきり　ぎしんあんき　ふあんあおり
まじょがりさえ　せんどうして　ひすてりくに　ちつじょほうかい

（Ah…）

あせるしんぷ　てをあわせる　いのるかみは　ぶきみにえむ
おわりのひは　すぐそこだと　かざしたてに　ですさいずが
ひとはよわく　つよきものに　こわきものに　こうべをたれ
おわりさとって　きえるいのち　ふりかぶって　たましいかる

B1
なつかしいいそのかおりが
ぼくをしめつけて　ひきさいて　あかくそめあげる

S1
くろいろーぶからのぞいた　しろい　あなたのう　でにほれて
ひえていくからだだいて　やがて　きえていくのもいーかな　て

A2
まどろむまち　ひびきわたる　ひめいなのか　さけびなのか
なにものかの　おわりなのか　はじまりへの　あいずなのか
ひととひとの　うんめいさえ　ここではもう　いみをなさず
おわりのひの　はじまりだと　かざしたてに　ですさいずが

B2
なつかしいいそのかおりが
ぼくをのみこんで　あっぱくして　おんどうばってく

S2
つきのないやみのなかで　つぎは　どいつのゆ　めをみるか
のぞむままにきりさいて　いつか　じぶんまでやきつくし　て
くろいろーぶからのぞいた　しろい　あなたのう　でにほれて
ひえていくからだだいて　やがて　きえていくのがいーんだ　て

ライセンス

G.O.D.

6sides

TESTMANさんの楽曲に応募しています→http://piapro.jp/t/LN1s

あまりひねらずに、単純に、死神をテーマに作詞しました。
タイトルの意味はGod Of the Death（死神）です。
鏡音リンで想定しています。

漢字の表記にこだわっています。Aメロは、事後に歴史書に書かれているような雰囲気を目指して客観的に、Bメロとサビは誰かの視点から見ている雰囲気にしたかったので、漢字の使い方や言い回しを変えています。

終りを司る神、人々はそれを悟ったとき、彼女に身を任せる。

2016年8月12日制作開始
2016年8月13日投稿
2016年8月13日タイトル修正
　G.O.T.D.→G.O.D.
2016年8月13日譜割修正
　A1 4行目「ひすてりっくに」→「ひすてりくに」
　S1 2行目「きえてゆくのもいいかな　って」→「きえてゆくのもいいかな　て」
2016年8月14日歌詞・表記変更
　S1 2行目「軈て消えて征く」→「やがて消えていく」（変更に伴いひらがな譜割も修正）
　S2 2行目「望む儘に」→「望むままに」
　S2 4行目「軈て消えて征く」→「やがて消えていく」（変更に伴いひらがな譜割も修正）
2016年8月15日歌詞変更
　B2 2行目「圧迫して温度を奪ってく」→「圧迫して温度奪ってく」
　S2 1行目「次は何奴の血が欲しいか」→「次は何奴の夢を見るか」
　（変更に伴いひらがな譜割も修正）
2016年8月27日歌詞変更
　A1 2行目「輝く刃が」→「輝く刃」
　　ひらがな譜割「かがやくはが」→「かがやくやいば」
　S1 2行目「良いかなって」ひらがな譜割修正
　S2 4行目「消えていくのが諚だ」→「消えていくのが良いんだって」（併せてひらがな譜割も修正）
　A1 4行目と5行目の間の「Ah…」削除、ひらがな譜割に追記
2016年8月28日譜割修正
　S1 2行目「きえていくのもい（い）かな　て」→「きえていくのもいーかな　て」
　S2 4行目「きえていくのがい（い）んだ　て」→「きえていくのがいーんだ　て」