明日なんて誰が作ったかも分からない
そんな言葉で僕達は
未来を信じたんだ

別れ際に小さく手を振って
後ろ姿に消えた
その笑顔の
先は今も見えなくて

時計よ止まれ 時計よとまれ
そうすればきっと僕は
平面に取り残された世界で
嫉妬と言う名の自我(ひ)を灯す

明日なんて知りもしない
何処かで何時か(いつか)は過去になるんだ

月日が経てばだとか気付かずに偽って
こんな気持ちで一人だけ
取り残されたまま

語りかけに小さく呟いて
笑顔の中に隠した
あの言葉の
続きをただ聞きたくて

明日になぁれ 明日になぁれ
そうやって今日も僕は
知識の枠で象った箱庭の中
妄想という名の池を泳ぐ

時間なんて知らずとも
何処かで何かが小さく進む


ふわふわ フラフラ 音もなく
誰も見ていない歩みの端っこで
ほら

花が咲いた

鳥が鳴いた

雨が止んだ

道の向こう側
今 君が顔を上げた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

あの時 その時 今 いつか

知らないのではなく、気付いていないだけかもしれない。

見過ごしてきたものほど、目の前にあるものより大切に感じるのかもしれない…ですね。

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投稿日:2017/04/17 23:53:47

文字数:397文字

カテゴリ:歌詞

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