生き抜いていつか忘れ去る時を
粉々の愛を抱き寄せて眠った
時計は僕の外(そと)にしかない
時間は僕の中の感覚
何も知らない 壊しもしない
地面を削った 壁が笑い出す
拾った銅の指輪を埋めた
何かを生み出そうと踠(もが)いた
何も消えない 奪いもしない
ここから動けない 窓が唾を吐く
生きようと震え見せ物となった
泣いている君も罪を見捨てるのか
命の虚言に目を背けた
綺麗な嘘で飾られた罠
誰を裏切る? 僕の魂
逃げても逃げても僕は此処にいる
生きる為奪い泣きたくて笑う
壊れ行く今日に見返りはない
生き抜いていつか忘れ去る時を
粉々の愛を地面に埋めた
この雨のように僕等の良し悪しは複雑さ
この場所に僕がいた事 思い出と呼べばいい
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