A
僕は猫
真っ黒な猫
小さな猫
毛並みの悪い
汚い猫

B
毎日おなかがなるころに
あのコが遠くを歩いてる
声かけて並んで歩きたいけど
あのコはきれいな猫

S
路地裏に並ぶ植木鉢の
間が僕のお気に入り
朝昼晩いつも同じ場所で
通りを眺めるだけさ



A
僕は猫
一人ぼっちの猫
名前はシロ
片耳欠けた
汚い猫

B
毎日おなかを減らしたまま
目を細めて灯りを見つめてる
真っ白で産まれたはずなのに
今は薄汚れて真っ黒

S
路地裏は昔のまんまだけど
遠くの風景は霞んでる
町の空気なのか 僕の瞳か
どちらか汚れてるんだろう

C
猫は自由
猫は気楽
猫は独り
猫は猫
最後はどうなるんだろう


S
路地裏は楽園じゃないけれど
それなりにはね いいところ
路地裏がすべてじゃ ないとしても
出て行く勇気は ないんだ

S
路地裏から眺めるきれいなあのコは
まぶしすぎて霞んで見える
薄汚れた姿が 恥ずかしくて
自信が持てるわけ ないさ

S
路地裏の居心地はいいけれど
きれいなまんまではいられない
汚れたのは身体だけ? 本当に?
僕の中身は何色 なんだろう

A
僕は猫
真っ黒な猫
名前はシロ
汚れてるけど
真っ白な猫

ずっと
真っ白でいたい
黒い猫

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

シロ

黒猫の歌です。

12/03/22 一応完成
12/03/20 一部変更、まだ途中
11/12/30 投稿

閲覧数:115

投稿日:2012/03/22 22:26:05

文字数:533文字

カテゴリ:歌詞

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