何処にあるのか　分からないまま
行き場探し　彷徨っていた
ありきたりな“うた”だけど
歌って唄って謳って詠えば　気にすることは何もないよ

小さく言葉を呟いた
少しずつ旋律を乗せ
だんだん形になってきた
だけど、まだ足りない…

あぁ、分かんないや
生きてる意味も　考えたことも

さぁ、さぁ音を探せ　きっとあの丘の向こうだ
僕は知ってるあの未来を
あぁ、あぁやっと思い出した　
研究所の中に在る

…青い空間のこと僕は本当によく“おぼえてる”…

森を突っ切って　化物蹴散らし
ただただ走る　あそこを目指して
不気味な建物　そう研究所
苦い思い出蘇る

もう、叫んでいいかい？
死んでる意味と　忘れたことを

見て、見て泡立つビーカー　僕たちの探してたもの
遠い空、醜い雑音（ノイズ）
あぁ、あぁこれがそうだ
音楽を失くす機械

もう、解ってたんだ　ずっとあの音に縛られることを
だけど、終わりにすんだ　妄想だらけの世界は

さぁ、さぁ音を壊せ　僕らは何も怖くない
僕は知ってるあの真実を
あぁ、あぁやっと思い出した
此処が僕たちの世界だ