君の孤独を想うとき
そっと夜空は口を明ける
コンクリートの罅 雨垂れの残花
そして爪先に触れる涙

君の心をなぞるとき
しんとした空気が月を洗う
また一度冷えて 鋭くも白光
僕は行き違う 架線の下

釣鐘草が鳴いた 窓には空想
喧嘩したすぐあとで どうして笑っているの

かみさまと午前四時
話もしないで背中合わせ
膝を抱えて 云い訳探し
ねえ、上手くいかないね

かみさまと午前四時
僕の悪いとこ 透かすみたい
世界とずれた明日が来るよ
帰らなくちゃ 分かってるけど

君の孤独を想うとき
そっと夕陽が俯くんだ
掛けられやしない 優しくもない
言葉いくつも溢れるばかり

夜釣りは沓を置いて 水面に手向け
笑い合ったすぐあとで どうして居なくなるの

ひとりきり午後十時
ごめんも云えずに息をしていた
指には確か巡る平熱
ねえ、何も変わりない

ひとりきり午後十時
隕石の予報を ただ待っていた
世界とずれた明日が来るよ
行かなくちゃって 今さらどこへ

かみさまと午前四時
今日聞いたことはずっと秘密
夜が澄んでも 星が光っても
ねえ、上手く隠してね

かみさまと午前四時
僕の嘘つきで 真っ暗な空
世界とずれた明日が来るよ
寂しい君へ寄り添うように

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

【曲募集中】 シュルテの挽歌

許して。


前のバージョンに読み。
作業しなきゃのとこでまた寄り道してしまいました。

閲覧数:803

投稿日:2014/03/09 03:33:40

文字数:527文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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