口呼吸 響く秒針
西日の窓と 小さな影
待ちわびてた 春は来たのに
君のずっと うつろな目
光も君も見えない
朝支度は済ませたのかい?
陽が落ちてしまう前の
「おかえり」「待ってたよ」
晴れ予報 落ちる涙
そっと 駆け寄る
そんな 気持ちじゃ
まだ 足りない
もっと早く
どうしても君に
(君のことを わかってるよ)
ああ
(僕だけはね わかってるよ)
ああ
夕焼けの 桜のよう 気持ちを伝えたくて
どこかで僕の
(君は 一人じゃないからね)
ああ
(僕がそばにいるからね)
ああ
この息が 生きた証
君に伝わっていますように
やけに 暗くなったな
君の いない部屋の隅は
いつかは来る 離れ離れと
後悔の「ああ こうしてたら」
今日になっても 君を引きずる
冷たい雨 重たい裾
陽が落ちた藍の空は 孤独を隠す化粧
風に揺れる イルミネーション
そっか 君はね
ずっと 一人で
じっと こらえてた
何も言わず
どうしても君に
(泣いてばかりでもいいよ)
ああ
(僕だけはね わかってるよ)
ああ
雨薫る 子猫のよう 思いを伝えなくちゃ
どこかで僕の
(君は一人じゃないからね)
ああ
(僕がそばにいるからね)
ああ
この 声が 生きた証
君に伝わっていますように
君は ただ 見えないだけ
君は 見えない ただそれだけ
君は ただ 見えないだけ
そんなこと 思ってもな 触れられない
(君のことを わかってるよ)
(僕だけはね わかってるよ)
愛おしい 君に この 気持ちを伝えなくちゃ
あれが 最後
これが
必ず君に
(君はここにいていいよ)
ああ
(僕がまた会いに行くよ)
ああ 夜に沈む君にこの一粒の光残し
今でも
(君は一人じゃないからね)(僕がそばにいるからね)
ああ
この星が生きた証
焼き付けた僕の印
元気でね
背伸びをして
もう夜
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