クラっと呑まれてしまいそうな
灰の朝に触って 心地良いだとか言って
歩調を緩めまいとしては
五分咲きの寒空と廻風

凪げ、斜めな雨
後悔の顕在性とその涸れ
奏で、騙れ 人波に
空音を謳った

今更、眠りの縁 揺らぐのは藍と濃緑の境界線
霧雨に濡れ固まった心裡が
零れていくのは
遣る瀬無さの海辺に狡く笑う君のせい
まだ、夢見の縁 くだらないや
愛憎 盲目 不定


フラっと埋もれてしまいそうな
掃き溜めの感情に 宛名すら書けなくて
鼓動を速めまいとしては
八分目の中空と嘘の種

爛れた影 存在の倦怠性を
どこかで放て はためいた雲居
その目を奪った

言葉は御為倒し
体裁の愛と謀略の争奪戦
慰めに取り繕った心事が解けていくような
春べの雪、薄紅、星が紡ぎだす五線
ただ、うねりの内 もどかしいや
回想 慟哭 未定

今更、眠りの縁 揺らぐのは藍と濃緑の境界線
霧雨に濡れ固まった心裡が
零れていくのは
遣る瀬無さの海辺に狡く笑う君のせい
まだ、夢見の縁 くだらないや
愛憎 盲目 不定

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

n/a / v flower

閲覧数:77

投稿日:2019/10/05 20:15:50

文字数:445文字

カテゴリ:歌詞

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