手を繋ぎ 夕闇に目を閉じて 足を消し
遠ざかる秋の香りと二人

傍にある鏡には映らない そしてほら
ここには居ないんだってしった

ねぇ名前 名前を失くした
もう二度と呼ぶこともない

呼吸を止めて隣りあわせで
地獄の隅の思い出を漁る
ここから堕ちた星は幾千
傍らの送り火を ただ見つめてる

側にある鏡はもう映さない そこでほら
このまま永遠だってしった

ねぇ君を追いかけ 落とした
もうずっと離れぬように

うつつの月は空ろな様で
夜空の隅に存在を描く
未練に咲いた其れを掬って
僕らは次を選ぶ 違う僕らを

ずっとここに居たって
何も見えない何も見つからないよ

ねぇ

消えよう 君を
消えよう 僕を
消えよう ここで
もう一度だけ

背中合わせで両手を繋ぐ
記憶も想いも色褪せたなら
次の僕らへ笑顔で戻ろう
指きりのその先に 懐かしい春

また 会えるよね

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ハナユリトラオユエ

閲覧数:891

投稿日:2009/12/16 21:57:11

文字数:384文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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