既読の感情は　僕のこの手に余る
深海に潜り朝まで眠ろう
飲み込めない秘密　吐き出せない症状と
見たこともないような文字列が　カルテに書かれる

分かったような　分からない毎日に怯えて
流されないように　海藻に絡まって眠る

モノクロのフリースに　君を包み込み
モノクロのフレーズを　二人で一緒に
聴いてた毎日　あの頃が今でも
僕を支えてくれる　モノクロがフリーズした

余命は本日も　休むことなく働いた
帰り道にふと見上げた夜空
陰りもない月と　消滅する天体に
思わず祈りを捧げたくなったんだ

死に急いでる　いくつかの顔を思い出し
フリックした　僕を君は褒めてくれるかな

モノクロのフリースに　包まれたまま
モノクロのフレーズが　響き渡る

思い出に変わってく　純粋な日々は
君がフリーズして　モノクロもフリーズした
一緒に過ごした　あの頃は今でも
僕を支えてくれる　僕を支えてくれる

モノクロがフリーズした