車窓の中 流れる景色
ポケットの中 スマホを握りしめた
新しい街 知らない人たち
足りないモノがあるんなら 勇気だけ

改札の外 慣れない匂い
思いの外 私は無力だった
目的のないようなそんな気分だ
コンビニのファストフード いつもの味

道を征く人の影とか ヒソヒソ喋る声
何もこわくないだろ そんなの分かってるけど
心細かったんだ 心が震えてる
そうさ 私はこの街で

探してる きっとすぐ近くにあるはずなんだ
だけどどうしてだろう 見つけられないな
古いカフェ 路地裏 夕陽に染まった港
歩き疲れちゃった 夜の匂いがした
こんな一日も悪くはないな
宛ての無いそんな一人旅

銀河鉄道 宇宙回想
ベッドの中 眠りに誘われた
片道切符 どこまで行くの?
行き先を決められるのは私だけ

心の重さ 飛べない弱さ
空を仰ぎ 鳥になりたいと願った
夢見てることに気付けないみたいに
本当の私はまだ眠ってるかもね

なんで生まれる前のこと思い出せないの?
消えたあとどうなるの? 誰にも分からないか
この箱庭の中で 何かを成し遂げても
いつか全て消えてしまって

朽ちていく 優しい神様が描いたルール
嫌いになれないや 尊すぎるから
赤い海 草原 氷に閉ざされた砂漠
鉄の臭いでむせた 息もできないな
そして現れる「止まれ」の標識
どいてくれ 早く

そろそろ行くけど 忘れてしまわないで!
世界は1つじゃない

雲を越え 月を越え キラキラ輝く星を越え
鏡の国を越えて 兎を追いかけて
白い部屋 アンテナ 夕陽に染まった地球
やっと帰ってこれた 風の匂いがした
遠い遠い日の君に贈った
香水の香りみたいだった

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

旅するボーカロイド / feat.初音ミク

オリジナル曲の歌詞です。

閲覧数:123

投稿日:2020/06/23 22:09:03

文字数:702文字

カテゴリ:歌詞

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