海底這いずる
傷だらけの顔も 見せなけりゃ不問だ
生涯ジグソーパズル
うまく嵌め込めなくて
数も合いやしないな

厚い毛皮を纏い 暗い中で生きることも悪くないか
張り付いたヘッドホン 僕を助けること無いなら

いっそ 苦い期待なんて もう聞きたくない

形だけだって 許してくれよ
自分自身の事で 精一杯なんだ
上手く笑えないことを 笑うな
なんで 僕だけだったんだろうな

三回目に肖る 溶けた僕の欠片 意識を保てない
今日がどんな日だって 濡れた昨日をかき消すことは出来ない

理解 犠牲 にしてやっと呼吸ができてる

中身がないなんて 分かりきってんだよ
溺れたくないのは 同じじゃないか
上手く笑えないことを 笑うな
なんで僕だけだったんだろうな

割り切らないで そのままでいて
この海の中で ピースを探す
なんでもいいんだ 僕のための歌だ
もしも叶うのなら 混ざらないように 生きたい

形だけだって 夢みてるんだ
零れたくないから もがいてるんだ
信じ難いおまじないなんかよりも
この手の温度を感じ取ってよ

なんでもいいんだ 僕のための歌だ
だけど叶うのなら あなたと 眠りたいな