一恋一会
詞 真屑さん
[A]
帰り花の映る掌透けて
百日にも渡る恋はまにまに
薬指を星で砕きましょうか。
千里、遥か孤独よ
[B]
凍て蝶 堕ちゆけば
戯れる一夜の迷い言
風冴ゆ血潮には浮の絵空事
[サビ]
恋えし想ひよ、
麗しくあれど
寒凪ぐ日々が殺めます。
愛し運命よ、二度は見えずに
劈く宵は棘道
[A]
ねだる色も暮れるささやか乗せて
絵踏みさえも恐る恋はそこそこ
髪を結うた時に溺れる金魚
狐舞えどたまゆら
[B]
凍て雲 三番地
めでる轡の風見鶏
蜉蝣織り成すは
なれの果てですか
[サビ]
白き帳の奥底で眠る
はぐれる日々が泣かせます。
それは貴方に紛うこと無くも
感じた夢を歩む糸
[サビ]
恋えし想ひよ、
麗しくあれど
椿の花が切り刻む
それはすべてを溶かす積雲に
雪崩れるだけの棘道
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