"VOCALOID 02 鏡音レン"
-これがボクの名前。


ボクは"歌を歌うために作られた歌う人形"で、マスターや色んな人が考えた色んな歌を歌ったり、お喋りしたりしてみんなに喜んでもらうのがボクの"幸せ"であり、お仕事なんだけど…。


でも、発音も滑舌も悪くてあんまり上手に歌えないし、お喋りもできないんだ……。

いつもマスター達を困らせて、調教を何回も繰り返して繰り返して…
それでもやっと聞きとれる位にしかならなくて………。

マスターやみんなは「それでもいいよ」と笑顔で言ってくれるんだけど…ボクはそれに納得がいかないよ!

所詮"お人形"だから仕方ない。
調教面倒だし、もうこれでいいだろう。
って……本当は思ってるんでしょう…?


マスターがok出したらそこで終わりなんだけど…
でもボク、本当は上手に歌いたいし話したいんだよっ?


調教も何度でも頑張って受けるし、滑舌もいっぱい練習するから……っ

だから…っ

マスター達の納得が行くまでボクを作品造りに付き合わせてください…


そしてよければいつか…

ボクを"歌う人形"じゃなく

一人の"人"として…

見てください…

愛してください…


その時ボクは本当の"幸せ"を感じられると思うんです……


ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

"歌う人形"

レンくん目線で書いてみました…

小説とはいえないですね(^_^;)

レンくんの心の叫びのような感じです!

うちのレンに不満を言わせたらさらに色々言われそうですが(^O^)

コラボにも置かせていただいてます。

閲覧数:132

投稿日:2010/05/04 23:57:21

文字数:545文字

カテゴリ:小説

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