秋風が運ぶ銀木犀
優しく揺れる薄の穂
君のいない日常の中に
溶けゆくのが怖くて

今日もまた 夏の足跡を探す
そんなのは雨が消したというのに

くじら雲 君と見ていた空
遠い夏の 甘い思い出
冬が来て 春が過ぎたのなら
また 君に会えるだろうか
なんて 君は笑うだろうか


橙の空と金木犀
密かに光る西の星
変わり映えしない街並みにも
いわし雲の足跡

見つけたよ 君と夏の置き土産
脱け殻が星を見ている夕暮れ

くじら雲 君と見ていた空
遠い夏の 甘い思い出
冬が来て 春が過ぎたのなら
また 君に会えるだろうか
なんて 君は笑うだろうか

藍の空 色は深く染まる
雨が来るよ 涙と共に
村雨が 土を濡らしていく
ああ 君の匂いがするよ
甘い 君の匂いがするよ

くじら雲は遠い夏に溶けていく

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

【Rana】くじら雲は遠い夏に

金木犀の良く薫るようになりましたね。
この季節になると、夏がちょっぴり懐かしく感じれるような気がします。

kyumaruさんに曲を付けて頂きました!
http://www.nicovideo.jp/watch/sm27637637

閲覧数:982

投稿日:2015/10/02 20:52:58

文字数:348文字

カテゴリ:歌詞

  • コメント1

  • 関連動画0

  • いるがせ(kyumaru)

    いるがせ(kyumaru)

    使わせてもらいました

    11/21 この作品にて作曲、動画を投稿させてもらいました。ありがとうございます。

    2015/11/21 22:08:28

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