--------------[・積雪・]--------------

作曲:Chief Meat
作詞:同上

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繋がれてた掌が あたし達を暖めた
続いてゆく 雪道の中。

でもいつから 凍えたの?
感じたのよ お互いの心が冷めていくのを…。

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嗚呼 いつからか、あたし達は視線を逸らし、
いつの間にか独りに慣れていた。

会話もしないほどに 距離を置いてて、
気付かないふりしていた。
 
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嗚呼 もう 壊れそうなくらい
降りしきる雪に 埋もれそうで

誰でもいい。
鈍色の曇を、思いきりかき消して!

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心を誤魔化して、身体を委ねたいの
零れてくこの雫が、ヒビ入るほどに凍てついた
この身体を癒して温かく溶かしてゆくまで…。

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いつも同じ道のり、歩んできたのに
いつからだろう?
二人共自らに 嘘を重ねてた。

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同じくらい歪んだ二人だけの歪さ、
寄り添って支えてたら、いつかはきっとお互いを
心から信じられるようになるはずだったのに

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少しずつ離れてゆく足跡は
もう二度と近づくことはなく、
時間と共に、雪が二人の足跡を埋めていく。

虚しさも、悲しさも、怒りさえも
積雪がかき消していき、

やがて何事もなかったかのように、
冷たい風だけが吹き荒んでいき、
二人の愛情は、もう過去となるの。

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深々と積もる雪を眺め、ため息吐く
吐息は真っ白で、

悴んでゆく指先、擦り合わせ屈むの。
あなたの名を 唱えながら…。

嗚呼 もうそばでまってくれた暖かな手を、見失い
独りだけ凍る魂…。

氷華の様に冷たく、もろく崩れ落ちてく。

今一度 時を戻して!抱きしめて!
好きと言ってよ!
また、この手を握ってよ!

あたしだけを見てくれたあなただけが欲しいの。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

積雪

いずれボカロ4に差し替えるかもしれない結月ゆかりのチルステップの歌詞です。

閲覧数:204

投稿日:2015/03/15 10:44:47

文字数:1,039文字

カテゴリ:歌詞

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