ひたすらに美しかった
あの日出て行った君
残された涙とスパンコール
熱を持った頬と安堵
僕と君は解放された
それなのに
君の匂いの大理石
白く溶けるその視線
君の熟れた目が見つめるのは
僕の瞳に映った君
君を愛しているのは
他でもない君だよ
どうしてまたここにいるの
まだ愛されている自信があるの
ばかだな
その通りだ
適当にあしらって
温度がほしいだけ
服なんていらないんじゃない
足を組んで
通りを物憂げに見つめれば
甘い匂いに寄ってくる
可哀想なのはどっち?
君の熟れた目が見つめるのは
僕の瞳に映った君
君を愛しているのは
他でもない君だよ
僕を愛しているのは
空虚、君じゃない
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