【A】
砂時計を逆さにすると そこには色が見えた
こんなもので簡単に時が戻せたら
乾いた衣服がどうしても 部屋の隅から動かない
そんなことで簡単に時を残せたら

【B】
過去に縋る 進めないあたし
こわかった 認めてしまうのが
頬に伝う 譲れない証
かしゃんと 割れる音がした

【サビ】
あなたがいない現実が 零れる砂の音が
嫌ってほど頭に響いて 離れない
いつもいた右隣が 特等席の椅子が
まだどこか暖かいような、気がしてしまう
分かってる

【A】
温度計を傾けると そこで色が浮いていた
こんなもので簡単に 熱を戻せたら
好きだった音楽をインプット、ぼんやりと聴いてみる
そんなことで簡単に 熱を上げれたら

【B】
いつかもらった あの手紙を
手に取った 今なら読めるかな
とうに終わった あの世界が
どこかで 壊れた音がした

【サビ】
あなたがくれた優しさが 零れた彩(いろどり)が
泣けるほど胸を刺して 残ってく
届けたい言葉も 欲しかった想いも 全部
お見通しだって言われてるみたいで
笑っちゃった

【C】
目を瞑っても浮かぶ光景
段々色が薄れてく
ひとつも忘れたくないのに
セピア色のあなたになる

【サビ】
二人でいた思い出が 重ねた手のひらが
会える事はないんだと 伝えてく
最後まで狡い やっぱりかなわない
昨日に手を振って 目元を拭って
またね

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい
  • オリジナルライセンス

残り香に魅る

あなたの香りを追ってしまう

閲覧数:76

投稿日:2019/10/22 23:26:33

文字数:589文字

カテゴリ:歌詞

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