私はもうすぐ　あの海に帰るけれど
忘れないでいて　好き、お兄ちゃん好きだよ・・・

いつかは終わると感じてた暮らしも
振り返ればとても切なくて
後ろ髪引かれる熱いこの思い
海に生きる私の運命

浜辺に座礁した人魚　手を差し伸べてくれたの
温かな人間の心　千夜一夜の物語

今すぐ抱きしめて　夜明けが来る前に
ガラスの靴はなくても　いつか私を見つけて

生まれ変わるなら今度こそはお兄ちゃんの
バカでもドジでも妹としていさせて・・・

私はもうすぐ　あの海に帰るけれど
忘れないでいて　好き、お兄ちゃん好きだよ・・・

つま先で砂を散らせば夏夜に星屑となる
二人が残した足跡押し寄せた波に消える

今、目に焼き付けて姿が変身る前に
南瓜の馬車はなくても辿り着いてみせるから

零れ落ちた涙は海よりも深く青い
痛みを残した心は硝子のカケラ・・・

私はもうすぐ　あの海に帰るけれど
私の本音は恋人としていたかった！

生まれ変わるなら今度こそはお兄ちゃんの
バカでもドジでも妹としていさせて・・・

私はもうすぐ　あの海に帰るけれど
忘れないでいて！好き、お兄ちゃん好きだよ・・・