風が頬を掠めてく 行方告げずに
この目射す夕日さえ 愛おしく思う

急ぐ言葉の群れを かき分けながら
たどり着いた居場所にも 地図を求めていた

長く永いこの道程を
漕ぎ出した 君の手の温もり
未だ僕の弱さを 締め付けて
離れないよ

ひらりひらり舞う灯火の
揺らめきに 涙を拭ったら
今は共に眠ろう
次の舟が 岸辺に寄る前に


辻褄にもがくような 生(せい)だとしても
きっと、そう僕なりに 大切だった

想いを小瓶に詰め 波に放てば
あの日の自分にまで 届けられるのだろう

巡り廻る時間の中で
いくつもの 輝き見届けた
たとえ果てる未来(さき)でも
なぜ君は 怖れもせず…

ひとりひとり違う景色を
望んでも 再び出会えると
曇りない眼差しで
そう確かに 呟いてた

あの幼い頃の記憶
笑顔 呼び声 遠い冬の匂い
何もかも 気付かずに 守られてた世界
たゆたって 汚していた
やり直しなど きかない叫びは
歌うような 風となり
この背を押していた


巡り廻る時間の中で
いくつもの 輝き見届けた
たとえ果てる未来(さき)でも
帆を張って 進み出そう

長く永いこの道程の
その先で 再び会う日まで…
曇りない眼差しと
この岸辺に 誓い立てた

長く永いこの道程を
さあ、行こうか


二度と振り返ることもなく

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

時の舟人

ごぼ天さんの曲への応募用
http://piapro.jp/t/V9AA


1番
「頬を」は音としては「ほー」と一音を伸ばす感じでかまいません。
「居場所」は「いば」を一音で。無理でしたら「場所」にも変更可です。

2番
「ような」は他もすべて「よな」という二音としてください。


その他ふり仮名に関しては、こちらを参照してください。
http://piapro.jp/t/Fibz

閲覧数:154

投稿日:2013/01/14 23:41:31

文字数:561文字

カテゴリ:歌詞

  • コメント1

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  • ごぼ天

    ごぼ天

    その他

    こんばんは。ごぼ天です。
    今回はご応募いただきありがとうございます。
    残念ながら今回は別の方の歌詞を採用させていただきます。
    またのご応募お待ちしております。

    2013/01/28 20:44:40

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