桜色染まる頬に そっとくちびる添える
淡い恋模様 いずれ散りゆくさだめ

刹那の命を焦がして この恋に捧ぐの
貴方のために死ぬるならば 後悔などないわ

君のこと好きになって 世界は色づき変わる
灰色の街でさえ 鮮やかに色を帯びてゆく
この時よ終わらないで 桜の花が散るように
永遠(とわ)に続くものは この世に存在しないから


桜舞うこの季節は 始まり終わりを告げる
桜の木の下 誰かの夢の傷跡

どれだけ焦がれた恋でも いつか火は燃え尽きる
貴方の為には死ねないわ 恋はうつろうもの

君のこと忘れ去って 次の恋を探す
桜の木々にまた 明るい緑の葉が揺れた
桃色の紅を引いて そっと口づけ交わす
人の心なんて 春と秋の空のよう


華が咲き誇る季節は たまゆらのように短くて
ただただただ廻りゆく 私と誰かの恋模様 


君のこと好きになった 季節は移ろい変わる
灰色の街でさえ 鮮やかに色を変えてゆく
この恋よ終わらないで 人が此岸を去るように
永遠に続く恋は この世に存在しないから

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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サクラ色恋模様

桜が散るさまと移ろいゆく諸行無常な恋心がテーマです。

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投稿日:2020/08/18 16:10:10

文字数:446文字

カテゴリ:歌詞

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