嘘吐きな君の名を知るために
僕が手にしたこの歌は
儚くも脆く溶けてゆくけれど
それでも
永遠に歌い続ける


指先でなぞる文字が一つ
その文字には意味など無く
一つ二つ寄り添って
初めて想いを知る

揺れる心 傷ついた僕
そんな気安く触れないで
君の名も聞くことなく
僕は耳を塞いだ

嘘吐きな君のやさしい歌
僕の為だったやさしい歌
澄み切った音符の羅列に
僕は目を逸らしてしまった
嘘吐きな君の名を知るために
僕が手にしたこの歌は
儚くも脆く溶けてゆくけれど
それでも
永遠に歌い続ける


目を閉じて現れた黒い世界
その場所にひとりぼっちで
誰かの温もり求めて
君の掌見つけた

刺さる言葉 未だ癒せず
自分の殻に閉じこもって
姿見ることさえせずに
僕は目を閉ざした

嘘吐きな君のやさしい声
僕の為だったやさしい詩
想い詰まった文字の綴りに
僕は目を逸らしてしまった
嘘吐きな君の姿知るために
僕が手にしたこの詩は
切なくも強く君のもとへと
願って
永遠に歌い続ける


聞こえないよ君の声が
映らないよ君の姿

お願い

もう一度だけ


嘘吐きな君のやさしい歌
僕の為だったやさしい歌
澄み切った音符の羅列に
僕は目を逸らしてしまった
嘘吐きな僕の声取り戻すよ
君に与えたこの心(うた)は
ゆっくり穏やかに君の中へ
溶けて
今一つになる


君の名は―――…………

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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嘘吐きな君の名を知るために

閲覧数:54

投稿日:2012/02/12 01:47:01

文字数:587文字

カテゴリ:歌詞

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