まちぼうけに さよなら
グラデーション広がる
雲間へと 僕は飛ぶ
夕陽色の空から こぼれおちた
キラメキ、ハツコイ
冷たい頬に おちた

窓の下で 歌い続けた
ひとりきりを抜けて
連れ出してよ 巡りだすとき
あたたかい手をとった
好きになるには
一瞬あればいいから 魔法のよう

月のベンチに ふたり
小夜に見た夢と
あの日の熱さめない
鼓動が心地良い
夜明けまで もうすこし

セレナーデを贈ろう 最期のとき
ハナビラのかわりに 散りばめて
青く白く続いた世界で
そっと20000回目の息をした

きれいだ。

暮れてゆく陽を ふたり見ていた
橙に染まってゆく歌
刹那のせつなさに触れて 熱い瞼とけた
神様には逢えない
僕はその分のあたたかな世界に
触れる、ふれる

まちぼうけに さよならしよう
あるのはそう、はじまりだけ
きっと また恋をする
それは 心のように。
澄んだ瞳に映る明日は
いつも みんなやさしい

はじまりは窓辺

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

◎ Serenade Mecanique.

暖まらないはずの彼女の手が、暖まりますように。

閲覧数:1,000

投稿日:2011/01/24 15:29:15

文字数:419文字

カテゴリ:歌詞

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