コンクリートの街の怒りの
ように雲を斬り裂く雷鳴
いつから僕はこうなったのか誰も教えてはくれない
僕が今どうして此処にいるのかさえも

低気圧の夜
「近寄らないで下さい」と
叫んでみても喚いてみても闇は深い

だけど信じてもいるんだ
まるで魔法のようにほんの
一瞬で流れ星見つけられるから
「生まれて来なければ」
そんな夜もたまにはあるさ
人はみんな一人では生きていけないから

言葉に出来たら楽だろう
世の中は息苦しいもので
高めの湿度と低めのモラルの階層構造
飛行機を突っ込ませてご馳走さまだ

浅はかな願い
「もう許して下さい」と
叫んでみても喚いてみてもブレーキは無い

もしも来世があるのなら
綺麗に咲いた花の根
から引っこ抜いては潰してしまう夢を見てる
「生まれて来なければ」
軽々しく言うなよって
君が居なきゃダメだって人も居るんだ

止まない雨は無いって言った…
明けない夜は無いとも言った…
朝日が昇った…

もう終わらせよう
この無意味な争いを!
過去も未来も右も左も裸になろう

春は桜を見上げよう
夏は蝉と野を駆けて
生きていると胸の鼓動を確かめよう
秋は夕暮れを
冬は沢山の愛を
眺めたなら「ケ・セラ・セラ」春がまた来るから

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kinucocoaさま

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投稿日:2018/06/15 23:49:20

文字数:525文字

カテゴリ:歌詞

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