『8528』(箱庭)


森の奥の小さな家 ひっそりと暮らす狼が居た
独りきりでずっと
臆病すぎて優しすぎる キミは周りにこう呼ばれていた
“弱虫影虫”

通い慣れた道を進む 今日はどんな冒険をしようか
望遠鏡(レンズ)の向こうは
堂々として傷だらけの天道虫が地図と睨み合って
何かを呟いた

「らしくない」「らしくない」なんて野次を飛ばされる日々は
閉じこもってばかりいないで
ほら 声をかけに行こう

偶然から生まれた些細な出逢いが今
素敵な冒険の始まり
さぁ 何を話そう


森の中の大きな樹のふもとで1つ地図に書き足した
この先の予定は
キミの鼻の上に乗った天道虫との内緒のハナシ
目印 クローバー

悪戯好き 雨の季節 一緒に仲良く雨宿る日々
溢れる笑顔と
次はどんな場所へ行こう 窓の向こう 早く晴れて欲しい
地図があくびしていた

初めて友達が出来て 戸惑う事もあるけど
喧嘩も仲直りも全部
2人じゃなきゃ出来ないんだ

「また明日」と手を振る そんな当たり前が
とてもシアワセなことなんだ
約束は尽きない


ある日突然 訪れたのは
それは


いつも通り 道を進む 片手にクローバーを握りしめ
鼻唄まじりに
時間通り 5分過ぎて また5分過ぎて1時間経って
どうした 何が起きた

偶然から生まれた些細な出逢いが今
ふいに終わろうとして 怖いよ
さぁ 探しに行こうか

息を切らし 走って やがて辿り着いた
横たわり傷だらけの躯
狼は泣き叫ぶ

地図を広げ 今日も一人 森の奥の小さな家を出た
狼が笑う
臆病だったキミは居ない 望遠鏡(レンズ)ごしに目印を探す
さぁ 何を語ろう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • オリジナルライセンス

『8528』

既存曲もやり続けてると頭が馬鹿になってくる第13弾くらい
これも某チキンなバンドの曲を借りたもの
ちなみにこの作品(と呼べるかどうかも甚だしいが)に関しては、絵本を作りたいくらいストーリーがはっきりしている
というか箇条書きでもう作って置いてある
またお金と時間に余裕があったら絵本作ろっ
ワガママを言うなら私が作るよりプロに完全に足突っ込んでる友人に作って欲しいくらいだ

ちなみに此処でその内容については触れないでおく
何故だと言われたら・・・ただ何となくだっ( ̄□ ̄)!

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投稿日:2013/07/14 00:48:21

文字数:698文字

カテゴリ:歌詞

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