Ａ
まだ幼い僕が描（えが）いてたこと
色褪せたキャンパスに　はみ出る程
それが何だったのか　憶えてないけど
確かな君との約束の　証だろう

まだ知らない僕は　こう思っていた
空はどんな時も　蒼くいるのだと
澄み切れない視界が　物語るのは
全ての裏切りが今　ここにあるのだと

Ｂ
時代は目まぐるしく　移っていくけれど
それは嘘だと信じていた
何故なら君と僕は　何一つ
変わってはいない　はずだったから

Ｓ
さあ　何も持たずに　前だけを見て
今　重なった手と手を　握り締める
さあ　始まる明日（あす）へ　果てしないこの延長線上
駆ける　君と　迷ったときは　そっとあの日の夢を

Ａ
まだ出来ない僕が願ってたこと
命を持ってない　輝く星達に
君と僕は別々の　人間だけどさ
終わり方も違うと　生きなくなくなるから

Ｃ
さっきの悪戯を教えて　理由がどうだって
何も責めないから　もう一度考えさせて
消えてく光の中で　一人ぼっちは嫌だから
そっと心に伝えて　一緒に行きたいから

Ｓ
さあ　全てを忘れて　自由になって
初めからでもいいから　笑わせてよ
さあ　君の名前が　消える前に叫ばせておくれよ
撫でる　君を　次回もきっと　またここで逢おうね

Ｂ
世界は齷齪（あくせく）と　周り続けているけど
それを眺めていると気付いた
「もし逆さまになって　動き出したら
こうとはならない　はずだったかな」

Ｓ
さあ　何も持たずに　前だけを見て
今　重なった手と手を　握り締める
さあ　始まる明日（あす）へ　果てしないこの延長線上
駆ける　君と　迷ったときは　そっとあの日の夢を

忘れたときは　そっとあの日の夢を…