KAITOの種13(亜種注意)

投稿日:2009/03/17 01:12:30 | 文字数:1,924文字 | 閲覧数:313 | カテゴリ:小説

ライセンス:

リクエストをいただいた「散歩中に野の花をみつけた」です。
やっと書き上がりました!
……散歩してなくない?
しかもほっとんどモカイトと氷菓イト出てないよ?
つかリクエストと物凄くズレてるよ?
…………すみませんorz

あれですね。マスターメインのお話って事ですね。
よって種KAITOはあまり出ない…と(オイ
マスター最後の方別人のようだww
自分で書いてて何か恥ずかしかったですwww
…文章多くて読みにくいな……。
今回「366日・誕生花の辞典」というサイトを参考にして書かせていただいてます。

KAITOの種文庫タグは自分でつけるべきなのか…
……職人様、よろしく!←



出会う度にときめく本家様の子はこちら。
http://piapro.jp/content/?id=aa6z5yee9omge6m2&piapro=f87dbd4232bb0160e0ecdc6345bbf786&guid=on


3月17日 21:26
文庫タグアザーッス←
ってなんか勿体ないような素敵なタグまでついてるんですが!
うわぁ…ほのぼの家族ですか。初々しすぎる気もしますがw
どんどん親子化が進んでますねww
ありがとうございますっ!!

前のページへ
1
/1
次のページへ
TEXT
 

春、と呼べるほど暖かい。
寒い日も少なくなった。
ただ天気がころころと変わる。ここ最近雨ばかりだった。
久しぶりに晴れた今朝、気分も自然と良くなるものだ。
雨が嫌いなわけじゃないが、しばらく続くと流石に飽きてきて、太陽が恋しくなる。
まぁそう思えるのも雨のおかげだったりするわけだが。
天気が悪かったせいで外に出れなかったモカとコウは散歩に行く気満々だ。主にコウが。
久々に、三人で外に出るか。


ちょっと足を延ばし、普段行かない所へ。
ちょっとした草原のような所。
モカとコウは来たことのない場所だ。
雫のついた葉や草が陽に当たり、キラキラと輝いている。
おお、綺麗だ。

「みー」

肩から下を指差し、コウが言う。
降りたいのだろうか。
モカと一緒に降ろしてやる。
…草と身長同じぐらいだ。
見失いそうだ。勝手にどっか行くなよ。

「み!」

威勢よくコウは返事すると、動き回り始めた。
人の話し聞いていたのか、こいつ。
まぁ無事に戻ってこれるなら構わないが。
モカは一緒に行かなくていいのか?

「…………この辺で、いい…です」

言って、モカはゆっくりと歩き出した。
モカならば遠くへ行く心配はないだろう。
そう思いながらその場に座る。
冷たい。
草についた水滴のせいで濡れてしまった。
……これは誤算だ。
恐らく、モカとコウも濡れているだろう。しかも全身。
仕方ない…一応タオルは持っているし、諦めるしかない。
息をついて地面に手をつき空を見上げる。
手が濡れたがもう気にしない。
空は多少の雲を残してはいたが、青空だった。
そよりと風が吹く。心地良い。
のんびりと、二人が戻ってくるのを待つことにした。


三十分ぐらいだろうか。
がさがさと音を立てて、モカとコウが一緒に帰ってきた。
沢山の草花を引きずっている。
草が元々濡れていたのもあって泥だらけだ。

「みーっ!」

泥んこだなお前…。
モカも泥まみれだ。
意外だな。まあコウに付き合えば自然に汚れそうだが。
で、その草はなんだ。
コウが引きずっていた草をこちらに差し出す。

「み、みみー」
「………お土産、です…」

モカも手にしている草を差し出してきた。
よく見れば二人の手は泥で汚れてるだけでなく、傷だらけだ。
明らかに不自然な擦り傷まで。
…もしかして、わざわざ引っこ抜いてきたのか?

「み!」

二人が頷く。
…………ああ、全く……。
何でこういちいちやることが可愛いんだ…っ。
こっちが恥ずかしいだろうが。
手の平に草を受け取る。
ちゃんと花のついているものばかりだ。
小さな青い花や紫みのあるピンク色の花。はてまたよく見かけるような花まで、色とりどりだ。
二人の身長よりも高い草もある。
抜いてくるのは相当の苦労だったのではないだろうか。
それぞれの頭を撫でて、お礼を言う。
嬉しそうにする二人にまた恥ずかしくなった。


家に帰り、モカとコウがくれた花を調べてみた。
疲れた二人は膝の上で寝てしまっているので、少々動きにくい。
パソコンと辞典を使い花と写真を見比べる。
見つけた一つ目。
青い花はオオイヌノフグリだった。
これがそうなのか。
名前と花が一致していなかったが、どちらも知っていた。
花言葉は信頼。
…こいつら、狙って持ってきたわけじゃないよな。
膝の上で無防備に寝顔を晒している姿は信頼しきっているからだと言えるのかもしれない。
そう考えると、羞恥心で暴れたくなる。
……次。
紫みのあるピンクの花。カタクリと言うらしい。
片栗粉の原材料なのか。知らなかった。
今はジャガ芋のデンプンが普通らしい。
貴重なんだな。引っこ抜いたりしてよかったのだろうか。
花言葉は初恋。
この花を見ると初恋の人に再開したときのような胸のときめきを感じられる……ときめき、感じただろうか…。
確かに泥だらけになりながらも笑顔で花を差し出してくる姿には色々感じたが。
流石にあれはときめきではないだろう。
思いながら下を向き、二人を見る。
ぐっすりと寝ている。
こういうのを見ると突きたくなるのだが。
つんつんとコウの頬を指先で突く。
すると指にしがみつかれた。
離れない。
何故か幸せそうに、人の指を抱えながら眠る光景に愛着を感じた。
と、パソコンの前に置いてあるカタクリの花が目に入る。
花言葉を思い出し、何故か物凄く恥ずかしくなった。

全く。
モカとコウのせいで一日中恥ずかしい思いをしている。
嫌なわけではないのだが、やはり恥ずかしい。
だがまあ。
有り難く受け取っておくべきなのだろう。
目の前に咲く花を見ながら、誰も見ることのない笑みを二人に向けた。

自分の辞書には「自重」とか「遠慮」などの言葉が欠けている様です。


素敵なアイコン画像を予感子様からいただきました。
兄さん必死です。
ありがとうございましたー。



・思い出とオルゴール後書き
ここまで閲覧いただき、ありがとうございます。
何故ここに書いたかといいますと、あの場に余計な文を書きたくなかったのです。雰囲気を大事にしていたので、それを壊すことはしたくありませんでした。…まぁ壊れる程雰囲気が出ていたかわかりませんが。

このお話は所謂死ネタというものです。文をぼかしていますが、最後は二人とも亡くなっています。
始まりで作者である自分が「KAITOと種KAITOの違いを追求した一つの結果」と言いました。まさにその結果がこの終わり方です。
種KAITOは生きている。KAITOは生きていない。これがこのお話の大前提です。
だから種KAITOはマスターが死んだ後、天国まで追いかける事が出来るのです。

KAITOの亜種というからにはKAITOに似ている部分、KAITOと違う部分、両方ある筈だと思っていました。アイスが好きなところ、顔が似ているところ、マフラーをしているところ。皆似ています。
では違いは?と考えた時に先に述べたあの考えが出てきました。性格に関しては元が性格あるものではなく、それこそ好きな性格を創造出来るので省きました。うちの子設定とかありますしね。
そのほかにも違いはあると思います。成長すれば大きくなりますし。

自分の中で種KAITOは死ぬと霧散します。アイスから生まれたので最後は溶けてなくなるのでは、と思ったのです。
そしてもう一つ、マスターが死んだら種KAITOも死んでしまいます。
…この設定については「KAITOの種シリーズ」でいずれ出そうと思っています。

長々書きました。すみませんお喋りで。
いずれ修正して投稿し直そうと思っています。自分にとって大切なお話なので完璧にしたいのです(笑)
タグ、コメントありがとうございました。
特にタグは思い入れのある話なのでいい話と言われて嬉しかったです。…最後、ああなってしまいましたが、いい話だと思っていただければ幸いです。
まだまだ語りたいことはありますが、そろそろ失礼致します。
次はいつもの通り書きたいです。それからもうすぐチャラい種KAITOことモノの話を書きたいですね。…挑戦状の締切が迫っています(笑)

ここまで読んで下さって、ありがとうございました!

もっと見る

作品へのコメント4

ピアプロにログインして作品にコメントをしましょう!

新規登録|ログイン
  • userIcon

    ご意見・感想

    エメル様
    リクエストから逸れまくっててすみません;
    逸れるどころか獣道に入ってUターンしてますね……どんだけお題無視してんだ自分orz
    調べた所カタクリは林っぽい所(適当)に生えているみたいだったのでちょっと遠出させたのです。散歩でなくなったのはそのためだと…w
    喜んでいただけたのなら幸いですが……ご期待にそえなくて大変申し訳ないです。
    マスターが人を和ませるとは思いもしませんでしたwww
    そんな簡単に引っこ抜けるわけがないとか、つっこんだら負けですよww
    お褒めの言葉、ありがとうございます…っ。
    てかそんな表現力ないですよ;
    見習ってもろくな事になりませんよw

    しー様
    普通調べませんよねw
    マスターはよっぽど暇n…興味を持ったようです。
    昔自分も雑草だのなんだのよく持ち帰ってました。貰う方はどの程度嬉しいのかさっぱりわからずに書いたらマスターがこんな風になってしまいましたww
    しー様が絵を描いて下さるのならば、五枚でも十枚でもテキスト書きます(無理だろ)
    どんなリクエストにも応えてみせましょう!(今回のようにお題からズレる可能性大)
    あ、でも絵が先って面白そうですね。普通の小説とかって文が先でしょうから。
    まあ暇な時に気が向いたら落書いてやって下さい。多分一日中舞い上がってますからww

    ちはれ様
    萌えていただきありがとうございます。
    マスターは直球に弱いみたいですw
    種達より可愛い…だと?自分もそう思います←
    なんて弄りがいのある奴なんだろう…(オイ
    単体だとつまらない奴なんですがねー。不思議です。
    暇と感じたらとりあえず書くようにしてるので。どこでも打てる携帯は便利です。
    もうちょっとスローペースでもいいと自分でも思うんですけどね;
    是非出してやって…ってマスターまで!?
    驚きましたwwあんな奴でよければいくらでもwww
    自分も楽しみにしてますよ!どんどこ書いて下さいっ。


    閲覧&コメントありがとうございました!!

    2009/03/17 21:13:32 From  霜降り五葉

  • userIcon

    ご意見・感想

    わ~い、リクエストしたお題を書いてくださってありがとうございます!
    イメージ的には道の片す・・・もごむぐぐ
    星疾「うるさい」
    海疾「気にしないでください。今のはマスターのブラックジョークなんで」
    ・・・ぶは。ちょっとお前ら、私は文句じゃなくて良い意味でイメージ崩してくれたな~って言いたかったのに。
    海疾「マスターのことだからてっきりw」
    星疾「それ本当に本音か?」
    本当だってば。うぅ、信頼されてないTT この2人からオオイヌノフグリをもらえるなんてありえなさそう・・・
    花言葉、そんな意味があったんですね。ただ色と形のかわいいのを選んでリクエストしてしまいました。
    扱いに困ったのでは?よく考えもせずにすみませんと同時に感謝感激雨あられです~w

    今回はマスターがすっごく可愛いですね。ラストの笑み、ほわ~ってなっちゃいました。
    泥まみれ、傷だらけになってまでマスターに花を摘んできているモカくんとコウくんも可愛かった。
    全体的に春らしく、温かくて優しい、そんな雰囲気でとても良かったです~
    キャラクターや場の雰囲気を表現するのがやっぱり上手いですね。見習わなくちゃ

    今度は夏ですね~楽しみ♪(オイ

    2009/03/17 09:19:26 From  エメル

  • userIcon

    ご意見・感想

    何ですか!
    何ですかこの可愛い奴らは…!!!
    ちゃんと貰った花を調べるなんて、どんだけ暇n(殴
    優しいんですかマスターは。

    あぁ…、頭に花冠を乗せた2人が浮かぶ…。

    …よし描くかっ!←

    2009/03/17 02:24:13 From  白雪だるま

  • userIcon

    ご意見・感想

    ぶらっと来たら更新がッ!
    すみませんモカコウ以上にマスターにすこぶる萌えました。
    ぶっちゃけ種たちよりかわ(強制終了)
    更新ペースの速さは羨ましい限りです。

    あ、そうそう。
    現在ガクブル状態のうちのマスターと、こちらの3人を
    いつかばったり出くわさせてみたいなー、と思うのですが、
    許可いただけますでしょうか?
    いつになるかわからないところがポイントなのですが(汗)
    そもそも続けられるのかどうかも(自主規制)

    次回楽しみにしております~。

    2009/03/17 02:04:34 From  ちはれ(花見酒P)

もっと見る

▲TOP