はらりひらり打ち付けられた
椿の赤が良く映えます、と
砂利にふれるよな貴方の手
花弁摘んでなぞる綺麗な指先よ!
一しきり其に見惚れたら
丸で 貴方のような花です、と
泣き出しそうな想い押さえ
尊い記憶辿る 花言葉

あゝ お別れの景色 浮かんでは消えて 拙い科白を 悔やむことすら
赦されないとは知っていたのに 耳鳴が致します

あの日 美しい白を纏い 貴方の後ろで微笑んでいた
其の人に私は成れないの どうかどうか云わないで


あゝ そんな唇で 云わないで下さい まだ何も知りたくないのです
貴方が愛していた花も 赤ではなくて 白でした

あの日 美しい白を纏う あの人見つめてた知らぬ貴方
其の人に私は成りたいの どうかどうか見せないで

あの日 美しい赤を挿した 私の髪をひと撫でしてから
揺るぎない温もり下さった 貴方霞まないで居て

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

椿

※romiさんの「霞の如」に応募・落選したものです。
解釈の方は需要があればUP致します。
http://piapro.jp/content/jafewawk6t04yw47

11.27 タイトル変更致しました。

閲覧数:592

投稿日:2010/11/24 20:46:00

文字数:371文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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