A1
クリスマスの少し手前
番う羽根が 白く飛ぶ
月明かりの ショーウィンドウ
ひとつきりの影を煽る静けさ
S1
恋の果実を 掴んで もぎ取って
何も知らずに 受け取り 飲み干した
「自分のための優しさを
大切にして」と君の笑顔
凍る果実の皮へと歯を立てる
苦い水だけ溢れて枯れてゆく
返事の来ない問いかけを
祈りと呼ぶのは何故なの
A2
アメジストと銀の鎖
そっとかけてくれた場所
捨てられずに つけられずに
絡み合って もっと ほどけなくなる
S2
マッチひとつを 擦って 願うなら
全て赦され 再び 会えますか
あなたを責める厳しさが
降り積もりすぎた 寂しい罪
どうしてそんな 白くて 安らいで
微笑みながら 綺麗で つめたいの?
届けたかった愛しさも
風に吹き消えて闇だけ
S3
涙こぼして 叫んで ぶつかって
困らせた日の寒さを こらえてる
あの鳥達はどれくらい
お互いの空を知っていたの
S4
恋の果実が 崩れて 砂になる
刻む時間が すべてを 遠ざける
「私のための優しさを
ほんとにありがとう」…遅すぎるね
くたびれた夢 いつしか 降り止んで
幻燈の街 背を向け 歩き出す
白い季節で踊ってた
あの日の二人に"おやすみ"
【譜割り・()は一音分】
A1
クリスマスのすこしてまえ
つがうはねが しろくとぶ
つきあかりの (ショ)ー(ウィ)ンドウ
ひとつきりのかげをあおるしずけさ
S1
こいのかじつを つかんで もぎとって
何もしらずに うけとり のみほした
「じぶんのためのやさしさを
だいせつにして」ときみのえがお
こおるかじつのかわへとはをたてる
にがいみずだけあふれてかれてゆく
へんじのこないといかけを
いのりとよぶのはなぜなの
A2
アメジストとぎんのくさり
そっとかけてくれたば(しょ)
すてられずに つけられずに
からみあって もっと ほどけなくなる
S2
マッチひとつを こすって ねがうなら
すべてゆるされ ふたたび あえますか
あなたをせめるきびしさが
ふりつもりすぎた さびしいつみ
どうしてそんな しろくて やすらいで
ほほえみながら きれいで つめたいの?
とどけたかったいとしさも
かぜにふききえてやみだけ
S3
なみだこぼして さけんで ぶつかって
こまらせたひのさむさを こらえてる
あのとりたちはどれくらい
おたがいのそらをしっていたの
S4
こいのかじつが くずれて すなになる
きざむじかんが すべてを とおざける
「わたしのためのやさしさを
ほんとにありが(とう)」…おそすぎるね
くたびれたゆめ いつしか ふりやんで
げんとうのまち せをむけ あるきだす
しろいきせつでおどってた
あのひのふたりに"おやすみ"
White Requiem
カレンダーの、みんなは気にもとめない冬の日
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