今よ 誰もいない
荷物 切符 忘れてないね
眠り醒めそうな街 そっと抜け出し

黒いドレスに高いヒール アップのヘアにマスカラして
光るピアスに薄いショール 銀のリングにラメのネイル

すましてた姿と偽り もうこれで最後にしたいの
慌てすぎて靴が脱げそう ねえゴメンちょっとだけ待って

今宵も優雅に光る月が 尖って見下ろしてるわ
逃げてく二人の伸びる影を 意地悪に 隠さずに


息せき切って走ってたら 追っ手を見る余裕なくって
肺がギブアップしそうだし 心臓ははち切れそうだよ

君と二人でいるからかな? 鬼ごっこに負けそうだから?
もうどっちなのか分からない どこまでなら行けそうかしら?

指定の切符 始発の列車 閉ざされた窓に光
もうすぐ発車 ベルが鳴ってる どうか間に合わせて

開かれた扉 今 二人を 自由へと手招いてる
一緒に 手繋ぎ飛び乗ろうよ 朝日が昇る前に

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

Footsteps in The City

Kazkun@かずくんPさんの歌詞募集楽曲( http://piapro.jp/t/-LlS )への応募していた歌詞です。
ジャズでタップな、いろいろな音の仕掛けがされているカッコいい曲だと思います。

早いテンポから駆けているようなイメージに、タップの音が何故か街を駆けて反響する靴音のイメージになり。
リンちゃんなので、ちょっと背伸びしつつも元気な感じにしてみたくなり。結果逃亡劇っぽい具合の歌詞に。

実は始めに聴いた時にはノートPCのイヤホン無しだったので、ケータイのバイブ音的な音に気付かず、他の応募者コメントで気付いたという(苦笑)
(音は、曲中のサビ手前と曲最後に入っていました。)
そんな音と突然の静けさが印象的で、音の出処と最後については受け手が想像できる書き方にしてみたくなり。
今回は、仕掛けを活かす歌詞、を目指してチャレンジしてみました。
出来は……全部の仕掛けを活かせたとはちょっと言えませんでしたが。それなりに現時点ではがんばれた様に思います。
一方で、メロディを活かすという点はまだまだ課題です。
タイトルだけ英語なのは何となく音がよさげに思えたからですが……英語は実はあまり得意ではないので、これもまた課題です;


ちなみに自分の妄想の中では
ケータイの着信音は……
①敵→主人公たち②敵→敵③主人公の味方第三者→主人公たち
最後の結末は……
・間に合った(①主人公たちが地面に落としたケータイ②敵のケータイが敵の手の内で虚しく鳴る③第三者が主人公たちの目の前で鳴らしている)
・飛び乗る手前で敵に阻まれた(①②)
・夢オチ(実は追いかけられている夢を見ていただけ、音は目覚ましかモーニングコールの着信)
こんな具合になってましたw

妄想(?)が膨らんで大変楽しい機会でした。
エンターテイメント、という部分を強く感じた機会でもあり。
こんなふうに聴いてて楽しい曲がいつか作れたら……とも思います。


前のバージョンにカナ歌詞があります。
前の前のバージョンに変更前の歌詞があります。

閲覧数:228

投稿日:2010/12/25 19:36:00

文字数:389文字

カテゴリ:歌詞

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