機械仕掛けのLoveSong

（「コンニチワ」からはじまった）
（一歩目はあなたの笑顔でした）

白いキャンパスにアクリルが踊るように
鮮やかに彩られる「私」のカタチ
あなたが付けてくれた素敵な名前
お気に入りの宝物

はじめに教えてくれたのは笑顔でした
あなたの声には最高の笑顔で応えましょう
次に教えてくれたのは涙でした
どうしてだろう？　胸がチクチクするの

おやすみなさい　また明日
目を閉じて眠るの
ひとつずつ世界が広がる
あなたと同じ世界に立っている

メモリーテープ　思い出を
焼き付けて繰り返す
あなたのもとに生まれてきたことが
「私」の一番のハッピーです

白い雲の青い海に行きました
打ち上げ花火　夜空に咲いた夏祭り
知らないものをたくさん見てきました
あなたと一緒にずっと

触れるたびに　ほら　胸が熱くなる
どんなメカニズムかなんて考えたこともない
ここにあなたがいないと寂しくて涙が出る
どうしてかな？　胸がズキズキするの

おやすみなさい　また明日
目を閉じて眠るの
少しずつあなたを覚える
「私」のメインメモリー　埋めていく

オーバーヒート　少しね
あなたの隣にいると
「私」の中の演算回路は
ぐるぐる　処理が追いつかない

最近　あなたに会える時間
少しずつ減ってきました
それは「私」の限界なのかな？

おかしいな　どうしよう
もう一度　やりなおしてみて　ねぇ？

おやすみなさい　またいつか
目を閉じて眠るの
少しずつあなたを忘れる
でもまた　会えるよね？

泣かないでね　わたしも
教えてもらった涙は
また会える時まで大事に
ずっとずっと取っておくからね
ありがとう　あなた　「大好き」

あなたに出会えて　わたしは
本当にしあわせでした
だから今は　何も言わずに
ただ手をとって　笑顔で
「おやすみなさい」